ジョナソン・ジョゼフ・ニース（Jonathon Joseph Niese, 1986年10月27日 - ）は、アメリカ合衆国・オハイオ州アレン郡ライマ出身のプロ野球選手。投手。左投左打。MLB・ニューヨーク・メッツに所属。オハイオ州ライマで生まれ、で育った。時代にはチャド・ビリングズリーとチームメートだった。のMLBドラフトでニューヨーク・メッツから7巡目（全体209位）で指名され、プロ入り。9月2日のミルウォーキー・ブルワーズ戦でメジャー初登板した。先頭打者のリッキー・ウィークスにホームランを打たれる。初登板した投手が先頭打者にホームランを打たれたのはメッツの歴史上初の出来事であった。この試合3回を投げて5失点を喫してしまった。2回目の登板となった9月13日のアトランタ・ブレーブス戦では8回を投げて無失点に抑え初勝利を記録した。5月6日、オリバー・ペレスの負傷によりAAA級バッファロー・バイソンズからメジャー昇格した。このシーズン初登板ではピッツバーグ・パイレーツ戦で6回を投げ2失点と好投した。6月10日、サンディエゴ・パドレス戦でキャリア初の完封勝利を記録。3回にクリス・デノーフィアに唯一の安打を許しただけでノーヒットノーランは逃したものの、被安打1・無四球というほぼ完璧な内容だった。は胸郭を痛めて8月23日の登板を最後にシーズンを終えたが、11勝で自身初の二桁勝利を達成。4月4日にまで5年2550万ドル、とのオプションも含めると最大7年4600万ドルで契約を結んだ。シーズンでは勝利、防御率、奪三振、投球回数などで自己最高の成績を残した。は6月に肩を痛めて故障者リスト入りした為、規定投球回に届かず、連続二桁勝利も2年でストップした。しかし、投球内容自体は安定しており、3シーズンぶりの完封勝利を含む8勝を挙げ、防御率も3.71だった。は規定投球回に達したが、またしても二桁勝利は逃した。また、肩痛・肘痛・心拍数の上昇などを発症し、故障が多い印象は残った。だが、防御率・WHIP・与四球率等の数字を改善し、投球内容自体は更に向上した感があった。、防御率は4年ぶりの4.00超え、四球は5年ぶりの50超え、被本塁打は3年ぶりの20本超え、二桁勝利は3年連続の未達と、全体的に悪い面が目立ったシーズンとなった。2015年12月9日にニール・ウォーカーとのトレードで、パイレーツへ移籍した。2016年8月1日にアントニオ・バスタルドとのトレードで、メッツへ移籍した。89～92mph（約143.2～148.1km/h）のフォーシーム、89～91mphのツーシーム、87～89mphのカッター、73～77mphのカーブの4球種がメインで、主に対左打者用に83～86mphのチェンジアップも投げることがある

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