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くまモン

くまモンは、熊本県庁が2010年より「くまもとサプライズ」キャンペーンにおいて展開している熊本県PRマスコットキャラクターである。ゆるキャラグランプリ2011王者。「モン」はひらがなではなく、カタカナ表記である。2011年の九州旅客鉄道(JR九州)九州新幹線全面開業へ向けて、熊本県は2006年11月、関西地方・中国地方をターゲットにして認知度をアップさせるために「KANSAI戦略会議」を立ち上げた。九州新幹線では熊本駅が終着駅にならないため、通過駅として扱われることに対して危機感があり、さらに熊本県の認知度が九州他県と比べて低く、熊本県への興味や関心をほとんど持たれていなかったことが背景にある。その中で、新幹線元年事業アドバイザーに就任した天草市出身の脚本家・小山薫堂は、熊本県民が日常にあるサプライズを見つけ、それを他の人へ広めていって再発見をする、あるいは熊本の魅力をアピールする、また、サプライズでお迎えをするという「くまもとサプライズ」運動を提唱した。小山は友人であるアートディレクター・水野学(グッドデザインカンパニー)へデザインを依頼するが、始めは「くまもとサプライズ」ロゴデザインの依頼のみであった。水野はもっと効果的にアピールできる方法があると考えてキャラクターの展開を提案し、小山はこれに賛同した。水野はくまモンの顔のパーツ配置を数千パターンの案から1つを選び、熊本県へ提案した。熊本県は当初戸惑いながらも蒲島知事の決断によりその提案を受け入れ、水野はキャラクターデザインも手掛けることになる。2010年3月、熊本県は日本国内各地でのPR活動に使用するキャッチコピー「くまもとサプライズ」とマスコットキャラクター「くまモン」を発表した。公式にキャンペーンキャラクターとしてコミカルかつ軽快な動きでPR活動をすることもあれば、大阪市内の観光地を中心に神出鬼没な行動を行う場合もある。その他、ブログ・Twitter・Facebookなどのネットやラジオなどのメディアを活用したPRにも積極的である。こうして積極的に露出を増やした結果、熊本県の試算によるとPR効果は広告料換算で6億4千万円(2010年度)に上っている。また、くまモンのグッズや壁紙などをプレゼントしている熊本県公式メルマガ登録者数は、都道府県別では大阪府に次いで2位となっている(2012年11月現在)。PRでイベントに出張する機会が増えたことから、くまモンを追っかけるような熱烈なファンも生まれており、くまモンをきっかけとして知り合った友人、ファン仲間を指す「くま友」という言葉も存在する。くまモン隊を結成して県内各地でキャラバン活動を行っており、幼稚園・保育所・小学校の訪問や各イベントなどで、ボンボ藤井によるテーマソング「くまもとサプライズ!」に合わせて踊る「くまモン体操」が披露されている。振り付けは、ローカルタレントでダンサーの藤本一精が手掛けた。2013年2月11日には、キャナルシティ博多で行われたくまモンファン感謝祭において、くまモン体操初音ミクバージョンが初披露された。2013年3月17日、グランメッセ熊本にて開催されるくまモン誕生祭では、県が小山薫堂に制作を依頼した新曲「くまモンもん」が披露された。作詞・作曲はKAN、熊本市出身の森高千里が歌い、振付は南流石が担当している。2013年9月25日には「くまもとサプライズ」とのカップリングでCDが発売される。くまモン誕生後、ポスターや看板はもとより、南関あげ、白岳しろ、アベックラーメン、御飯の友など地元企業による商品やGEORGIA、麦とホップなどの熊本県限定パッケージにも使用されるようになり、熊本県内にくまなく普及している。くま川鉄道では、おかどめ幸福駅の切符を持ったくまモンの販売が行なわれている。2013年7月24日には、熊本市中央区のテトリアくまもとに「くまモンスクエア」がオープンした。ファンおよび観光客などからの要望を受けて県観光物産交流スクエアを改装したもので、部長室を県庁より移設して、くまモンと毎日交流が出来る施設となっており、グッズ売り場やドリンクバーも備えている。地元プロスポーツチームであるJリーグ・ロアッソ熊本のホームゲームでは、試合前・ハーフタイムイベントにロアッソくんと共にほぼ毎試合出演している。また、熊本を本拠地としているスポーツクラブのうち、幾つかのクラブのユニフォームにプリントされている。益城ルネサンス熊本フットボールクラブ(パンツ、2012年6月より)、ロアッソ熊本(背中、2014年より)、熊本ヴォルターズ(背中、2014-2015シーズンより)などの事例がある。また、益城ルネサンスでは2014年4月から、くまモンの特大ぬいぐるみの製作を企画しamazonや試合会場で販売を開始した。県内メディアにおいては、RKK熊本放送 の熊本県広報番組「グッと!もっと!くまもと」(2012年4月からは熊本朝日放送の「おしえて!くまモン」)、TKUテレビ熊本「TKUスーパーニュースぴゅあピュア」(2012年4月からは「英太郎のかたらんね」)のレギュラーになるなど露出が増えており、番組によってはくまモンが登場すると視聴率がアップしている。熊本日日新聞では2013年4月1日より、熊本県と小山薫堂の発案により募集された原案を基に、くまモン4コマ漫画が連載されている(2014年4月1日以降はサダタローが執筆)。みずほ・さくらが直通する関西地方では、熊本県PR活動の重点が置かれている。2010年7月8日に阪神甲子園球場アルプススタンドにて看板を設置したことを皮切りに、関西での活動を開始した。2010年10月1日、蒲島郁夫熊本県知事よりくまもとサプライズ特命全権大使に任命され、九州新幹線全面開業の2011年3月まで関西地方を中心に、名刺1万枚配布などのPR活動を行うことになった。その1か月後である11月1日には「大阪でくまモンを捜せキャンペーン」を実施。この他にも、大阪環状線各駅での宣伝ポスターやラッピング電車も登場、2010年11月より大阪府のFM802でくまモンのレギュラー番組を放送するなど、関西での熊本県の認知度が首都圏と比べて低いことから、積極的にキャンペーン展開をしている。2010年熊本サプライズキャンペーンで大阪に進出したばかりのくまモンは千日前商店街のマスコットキャラクター「みにゃみん」と出会い、初のマスコットキャラクターの友達ができる。同年10月15日に 新世界で名物「串かつ」のPRキャラクターくしたんと出会う。同期でもあるくしたんとは、2011年12月にはコラボキャンペーン「熊本県×新世界串かつフェア」を開き、くまモンも同月15日・16日にくしたん、および大阪のゆるキャラであり友達のたいしくん、いしきりんを熊本県へ招待するなど、熊本県のキャラクターでありながら大阪府内各地のキャラクターとも交流を活発に行なっている。吉本新喜劇にて2011年1月24日から1月30日まで「吉本くまもとウイーク」と題して、熊本の話題を中心にした内容で舞台を展開、くまモンおよび蒲島知事(1月29日のみ)が出演した。吉本興業とはこれ以降も関わりがあり、2011年2月に 湊町リバープレイスにて開催された「くまモンファン感謝デー」では、蒲島知事・スザンヌの他に、吉本興業から太平サブロー・坂田利夫・未知やすえ・烏川耕一らが駆けつけている。また、2012年3月にはなんばグランド花月前にくまモン像を設置(4月10日以降はなんばグランド花月内に移設)しており、除幕式にはNMB48、烏川耕一、熊本県ご当地芸人のもっこすファイヤーが出席した。2010年10月27日にローソン安土町二丁目店で「熊本よかもんSHOP」をオープンさせて以来、同ショップにくまモンが何度も出没しており、2012年5月1日より期間限定で熊本県産の食材(キャベツ・トマト・メロン・小国ジャージーミルク・甘夏・高菜)を使用したペペロンチーノ・BLTサンド・プリンなどを関西地方のローソン約1,900店舗にて「熊本よかもんフェア」と題して展開している。関西地方のプロ野球球団である阪神タイガースとは、九州で唯一の阪神タイガースオフィシャルショップが熊本市の県民百貨店(旧・くまもと阪神=現在は閉店)にあるなど熊本とは縁があることからコラボを行なっており、2012年3月よりくまモンのユニフォーム姿がプリントされたフェイスタオルを甲子園球場などで販売した。2012年5月26日には、INAC神戸レオネッサと熊本県が連携協定を締結した。黒糖ドーナツ棒のフジバンビが女子ワールドカップ優勝以前よりINAC神戸のスポンサーとなっており、その縁でKK WINGにてなでしこリーグが開催されたこの日に協定が締結された。協定は、熊本県がINAC神戸の公式グッズへのくまモン使用許可を与え、INAC神戸は公式戦でスタジアムにて熊本県のPRなどを行うというもので、阪神タイガースとのコラボグッズを見た運営会社が、熊本県に提案したことがきっかけである。当初は新幹線開業までのキャンペーンキャラクターであったが、次第に人気が出るにつれてくまモンを熊本のPRに活用しようとする動きが高まり、2011年3月7日に開かれた県議会一般質問にて、蒲島知事はくまモンを九州新幹線開通後も県の統一イメージキャラクターとして、継続して熊本ブランドの普及に利用することを表明した。これによって、新幹線開業後も熊本県のPRに努めることになり、山手線を始めとした東日本旅客鉄道(JR東日本)首都圏地区の主要駅でのベンチ広告、広島東洋カープのホームであるマツダスタジアムでの看板・垂れ幕掲示、ひろしまフラワーフェスティバルでの出没、福岡市中心部を走る西鉄バスでの全面広告(天神ライナー)など、活動範囲も関西中心から、関東圏・広島県・福岡県など全国へ広がっていった。キティちゃんとは元々熊本県限定商品である「ご当地キティストラップ」でコラボしていたが、2012年のゴールデンウィークおよび夏休み期間を中心にサンリオピューロランドにてコラボイベントを行なっており、本格的に共演を果たしている。プロスポーツ球団のマスコットでは、福岡ソフトバンクホークスのハリー・ホークとコラボしており、2012年8月11日よりグッズが発売されている。合志市出身のデザイナー高島一精が手掛けるファッションブランドネ・ネットのキャラクター「にゃー」とのコラボも実現しており、2012年11月22日より各地で期間限定販売されている。ツイッターを通じて知り合いになった新潟県のレルヒさんとは特に親密になり、2012年10月20日から11月20日までは西日本鉄道・天神大牟田線のラッピング電車、2013年1月7日から2月3日まではJR東日本・中央快速線および埼京線(東京臨海高速鉄道りんかい線直通含む)のラッピング電車にて共演をしている。海外進出も果たしており、2012年1月には中国・上海に設置された熊本上海事務所の開所式に出席している。また、2012年3月と10月にはシンガポールにてPR活動を行なっている。熊本県の観光プロモーションのため、台湾へ2013年1月25日から26日まで出張を行った。25日は台北市にて熊本県の観光説明会、26日には新竹市のショッピングモールや高雄市にてPR活動を行った。2012年12月26日付けのアメリカのウォール・ストリート・ジャーナル紙は、くまモンを一面で採り上げた。中国国営テレビ(CCTV)では、2013年2月の特別番組にて熊本県の3つの宝として温泉、名水と共にくまモンを紹介している。 2013年4月24日に北京市で開催された在中国大使の着任レセプションではせんとくんと共に登場し、外交デビューも果たしている。中国語での表記は「萌熊」であったが、熊本県は「酷MA萌」表記で中国での商標取得を行った。日本航空(JAL)では、欧米方面の国際線にて提供されている機内食AIRシリーズで、熊本県と自治体としては初となるタイアップを行なっている。2013年6月から8月まで、太平燕や熊本菓房のカスタードケーキなどをくまモンの生みの親である水野学がデザインした容器・トレイマットにて提供する。また、フランスのパリで2013年7月に開催されるジャパンエキスポにも出張であり、くまモンテディベア(後述)を制作したドイツのシュタイフ社も訪問、2013年11月にはハーバード大学を訪問するなど、アジアだけでなくヨーロッパ・アメリカ方面にも進出を図っている。くまモンは2013年末頃から、主に欧米圏で「悪魔の手先」を意味するインターネット・ミームとして流行し、悪魔的な情景とくまモンをコラージュし「偉大なる悪魔のために」(FOR THE GLORY OF SATAN OF COURSE) というフレーズを添えたジョーク画像が画像サイトに多数出回った。くまモンがこうした扱いを受けた理由としては「名前が“デーモン”に似ているから」という説が最も有力であり、実際「アモン」「マモン」など語尾が共通する西洋の悪魔は多い。他にもインターネット・ミームとして海外で流行した日本のキャラクターにはどーもくんなどが存在する。熊本県の許可があれば、個人または企業でロゴとキャラクターを無料で利用することができる(個人で楽しむ範囲であれば許可は不要)。発表後しばらくはキャラクターを使用した商品開発などは不可であったが、著作権を熊本県が買い上げることにより、2010年12月24日以降は携帯ストラップやぬいぐるみなどの商品開発・グッズ販売においても県の許可を得た上で(当面の間は)無料で使用可能となった。ただし、許可を得た場合も必ず許可番号を示さなければいけない。2014年10月、これまでの29種類に加えて42種類の図柄が追加された。2013年までは海外の企業や海外での販売には許可を与えていなかった。しかし、海外での販売要望が出たことから、2014年1月より熊本県との取引実績があった香港の一田(YATA)百貨店に名前やイラストの許可を出した。2014年6月以降は、商標取得の手続きを行ったアメリカ、中国、台湾、韓国、タイ、シンガポール、EU向けについて、熊本県に本社が有る企業で製造・加工した商品に限り許可する方針を発表した。グッズを専門に取り扱うオフィシャルショップは存在しないが、熊本県では熊本県庁地下売店・熊本駅・県民百貨店・鶴屋百貨店、関西ではローソン安土町二丁目店内「熊本よかもんSHOP」、関東では銀座熊本館・熊本県物産センター吉祥寺店などのアンテナショップ、あるいは通信販売で購入することができる。ゆるキャラグランプリ2011優勝後は、福岡県・鹿児島県など九州でも取り扱うショップが増えている。2011年11月に熊本県が行なった発表によれば、くまモングッズ第一号である「くまモン仏壇」を皮切りに、2011年9月末までで使用許可は約1,670件、許可を得て商品を販売している会社は約400社あり、そのうち売上報告のあった200社でのくまモン関連商品の売上合計が10億円を突破している。2012年3月14日の発表では、使用許可件数は前回発表時の倍以上にあたる3,682件、業者数も倍近くになる782社にまで増加しており、2011年の1年間で売上合計が25億5,600万円(回答のあった413業者、2,076品目の総計)となった。これは、ひこにゃんの最高年間売上額である17億円(推計値)を凌ぐ数字である。2012年12月14日の発表では2012年1月から6月までの半年間で118億円以上の売上(回答のあった674社の総計)、くまモン関連商品を販売している業者数も倍以上の1,579社にまで増加した。2012年の1年間では、判明分(2,112社中1,172社)だけでも昨年の11倍以上にあたる293億6,000万円に達した。内訳は、食品関係が約250億円、グッズが26億円となっている。2014年3月10日に発表した2013年の年間売上は、許諾した業者のうち回答を得られた全体3分の2にあたる2,504社の集計によれば449億円となり、昨年の1.5倍に達した。食品の売り上げのうち、85%は熊本県内の業者である。日銀熊本支店の試算によれば、ゆるキャラグランプリ2011優勝から2年間で経済効果は1,244億円に上るとしている。日本での商標は、2011年2月4日に登録されている(第5387804号、第5387805号、第5387806号)。上記の通り、著作権がほぼフリーであることからさまざまな商品にくまモンが登場するようになった。以下はその一例である。なお、☆はくまモン公式サイトにて営業部長の成果として採り上げられている商品である。ホテルなどで一部部屋内をくまモンの絵柄にてデコレーションしている。2012年の秋以降、多数の関連本が出版されている。最初に出版された竹書房「熊本県営業部長 くまモンだモン!」は4万部、扶桑社「くまモンといっしょ! 〜6泊7日のサプライズ旅〜」は1か月で1万3,000部発行されている。

出典:wikipedia

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