札幌市立苗穂小学校（さっぽろしりつ なえぼしょうがっこう）は、北海道札幌市東区にある公立小学校。JR北海道苗穂工場から北に300mほどの閑静な住宅街に位置している。東に100mほどの場所に希望公園があり、冬にはスキー学習が行われる。南西500mほどのところにサッポロビール博物館があり、赤レンガ建造物などの写生授業が行われる。児童数は452名、クラス数は18学級、職員数は36名（2011年6月7日現在）。「苗」の字の周りに北極星を表す★をかたどり、北方中天に輝く限りない理想を示している。周囲の稲穂は「苗穂」の穂を示し、稲穂の結び目は、互いに手を取り合って進む平和な姿を表す。1919年（大正8年）9月24日の開校式より使用されている。 一. のびるすずかけ　苗穂の庭に　朝夕きたえる　じょうぶなからだ大きな希望をもち みんなの幸せをつくり出す子の育成4-6学年の児童が以下のクラブ活動を行っている。・バスケットボール・バドミントン ・卓球・キックベース・料理・まんがイラスト・パソコン・科学実験・ロープジャンプ毎日午前8時25分から40分までの15分間を「朝の活動」と位置付け、朝読書、音楽、学年集会などを行っている。グラウンドの横には、1937年（昭和12年）に建てられ1978年（昭和53年）まで使われていた旧校舎の一部分が、学校記念館として残されている。卒業生や地域の人々の願いにより保存が決定された。内部には、当時の学校の様子がわかる写真や教材、机、椅子などが資料として展示されている。この校舎は、札幌市に現存する唯一の木造校舎である。札幌市教育委員会の事業である「札幌市学校図書館地域開放事業」の指定校となっている。

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