


ケイラ・ハリソン(、1990年7月2日 - )は、アメリカ・オハイオ州ミッドタウン出身の女子柔道家。ハリソンの母親が柔道をやっていたことから6歳の時に柔道を始め、ハリソンはアメリカ国内では多くのメダルを手にしている。2010年世界柔道選手権大会では中国の楊秀麗や日本の緒方亜香里ら強者揃いの78kg以下級で勝ち抜き、決勝ではブラジルのマイラ・アギアルを相手にGSまでもつれ込むも見事優勝を果たし、ロンドンオリンピックの切符を手にした。世界柔道選手権でのアメリカ代表では1999年のジミー・ペドロ(現在はハリソンのコーチ)以来11年ぶりの金メダル獲得、女子に限っては1984年のアン=マリー・バーンズ以来26年ぶりであった。2012年7月のロンドンオリンピックでは準決勝でアギアルを、決勝では地元イギリスのジェマ・ギボンズを破って金メダルを獲得した。2013年には階級を70kg級に下げたが、ケガなどもあって世界選手権には出場しなかった。2014年からはもとの階級である78kgに戻してグランプリ・ハバナで復帰戦を飾ることになった。世界選手権では準決勝でブラジルのアギアルと対戦し敗れて3位にとどまった。2015年のワールドマスターズでは優勝を飾り、パンアメリカン競技大会では2連覇を飾った。世界選手権では3回戦で韓国のユン・ヒョンジと対戦しGSに入ってから裏投げの技ありで敗れてメダルを獲得できず終わった。しかし、グランドスラム・東京では優勝を飾っている。2016年にはパンナム選手権で優勝すると、ワールドマスターズでは2連覇を達成した。リオデジャネイロオリンピックでは決勝でフランスのオドレー・チュメオを腕挫十字固で破ったのをはじめ、オール一本勝ちでオリンピック2連覇を達成した。その後、正式な引退は表明していないものの、再び柔道に取り組むことは基本的にないと語った。噂されている総合格闘技への参戦も現時点ではないとしている。但し、ボクシングに取り組み始めたという。なお、模範とすべき柔道家としてコーチのジミー・ペドロとともに谷亮子の名を挙げている。IJF世界ランキングは2900ポイント獲得で1位(16/11/20現在)。ハリソンは8歳の時からコーチについていたダニエル・ドイルと13歳の時から3年間にわたって性的関係を有していた。ハリソンが16歳の時、ドイルが別の女性とも関係を持っていたことを知り、周囲に自らとコーチとの関係について告白することにした。これを母親が警察に連絡したことによって裁判となった。結果として、ドイルは外国の大会にハリソンと同伴した際に不法な性的関係を持ったとの理由で2007年に10年の服役を言い渡された。2011年になって、他にこのようなケースに巻き込まれた人々を力付けるためにと、この一件の詳細を公にすることにした。78kg級での戦績70kg級での戦績78kg級での戦績(出典、JudoInside.com)。
出典:wikipedia
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