大阪ステーションシティ(おおさかステーションシティ、英称:"OSAKA STATION CITY")は、大阪市北区梅田三丁目にある、JR大阪駅の再開発エリアを含む駅全体の複合施設である。2011年5月4日にグランドオープンした。駅北側の「ノースゲートビルディング」(NORTH GATE BUILDING) と、駅南側の「アクティ大阪」を増築した上で改称された「サウスゲートビルディング」(SOUTH GATE BUILDING) の2棟のビルから構成されており、大阪ターミナルビルが運営している。「大阪ステーションシティ」という名称は、「発見。感動。OSAKA Grand Station」という開発コンセプトを踏まえて、新しい「まち」が大阪駅に位置することを分かりやすくシンプルに表現したものであり、「ノースゲートビルディング」と「サウスゲートビルディング」は「大阪ステーションシティ」の南北にそびえる玄関口であることをシンプルに表現したものである。大阪ステーションシティ全体(ノースゲートビルディング、サウスゲートビルディング、大阪駅構内を含む)の総延床面積は約53万mとなり、名古屋駅(JRセントラルタワーズ・41万6,565m)を上回る。また、店舗面積(旧JR大阪三越伊勢丹+大丸+ルクア)でも13万4,000mと大規模なものとなり、ららぽーとTOKYO-BAY(千葉県船橋市、11万5,000m)を抜き、西日本最大にしてイオンレイクタウン(埼玉県越谷市、24万5,223m)に次いで日本2位の規模を誇る商業施設となる。但し、ノースゲートビルディングとサウスゲートビルディングの延床面積合計は、約39万㎡(ノースゲートビル約21万㎡、サウスゲートビル約18万㎡)であり、ビル自体の延べ床面積ではJRセントラルタワーズの延床面積41万㎡には及ばない。駅上空には2階建ての人工地盤が建設され、南北連絡橋と橋上駅舎が設置された。駅の南北2つのビルは南北連絡橋によって往来できるようになり、橋上駅舎には直結する改札口「連絡橋口」が設置された。さらに、北側には阪急電鉄の梅田駅、南側には歩道橋に繋がるデッキを設置、グランフロント大阪(梅田北ヤード)にもデッキで繋っている。南北2つのビル間には、プラットホーム中央部を覆うように弧を描く巨大な片流れの大屋根が設置された。東西長約180m、南北長約100mで、高さは最も高い地点で約50mに達する。一部ガラス製で自然光が差し込む造りである。これに伴い、既存のホーム屋根は端部を残して撤去される予定であったが、雨が吹き込むことが発覚したため、ホームの一部に透明な屋根を取り付けられている。総事業費は2,100億円に及び、大阪駅の1日の平均乗降客数は約85万人だが、JR西日本では大阪ステーションシティの開業で91万人にまで増えると想定している。また、開業後の同駅の増収効果を、鉄道業や流通業、ビルのテナント料収入などで年間725億円と試算され、開業当初は減価償却費などが嵩むが、5 - 6年後には利益を生み始めると見積もられている。オープンから約8ヶ月余で来場者数は1億人を突破した。施設内に「水」「緑」「時」「エコ」「情報」をテーマにした8つの広場が設置される。いずれも、デザインは水戸岡鋭治が監修した。
出典:wikipedia
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