待兼山(まちかねやま)は、大阪府豊中市・池田市・箕面市にまたがる千里丘陵の山。「待兼山町」として豊中市の地名にもなっており、その面積の大半を大阪大学豊中キャンパスが占め、その周りは閑静な高級住宅街となっている。古くは歌枕ともなった由緒ある山。『枕草子』の「山は」の項や、『新古今和歌集』『夫木和歌抄』にも登場する。かつては褐鉄鉱の一種である高師小僧「待兼山石」を産出した。山頂付近には、大正天皇の行幸を記念した石碑が立っている。1926年(大正15年)、山上に旧制浪速高等学校が設立され、現在もその後身の大阪大学豊中キャンパスが立地する。そのため「待兼山」は阪大の代名詞となっている。また1964年(昭和39年)、学内工事現場から出土した先史時代(新生代第四紀)のワニ・マチカネワニの化石でも有名。大阪大学と中国自動車道をはさんで南東に位置する正安寺は、「待兼山」を山号とする。
出典:wikipedia
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