イイズナ(飯綱、学名:"Mustela nivalis")は、食肉目イタチ科イタチ属に属する哺乳類。食肉目最小の種である。北米、北アフリカ、ユーラシア大陸中部から北部に広く分布し、日本では北海道、青森県、岩手県、秋田県に分布する。コエゾイタチとも呼ばれる。雄は頭胴長14-26cm、尾長1.6-3.5cm、体重25-250g。雌は雄よりやや小さい。夏は背側が茶色で腹側が白色。冬は全身純白になる。気性が荒く動きは俊敏。生息地は深い森林や平野、田畑など。また日本では村里にも生息する。ネズミ類が主食だが、小鳥、昆虫類、両生類、死肉も食べる。東北地方や信州では「飯綱(いづな、イイズナ)使い」「狐持ち」として管狐(くだぎつね)を駆使する術を使う家系があると信じられていた。長野県飯綱(いいづな)山の神からその術を会得する故の名とされる。民俗学者武藤鉄城は「秋田県仙北地方ではイヅナと称し、それを使う巫女(エチコ)〔イタコ〕も」いるとする。また北秋田郡地方では、モウスケ(猛助)とよばれ、妖怪としての狐よりも恐れられていた。知里真志保は、アイヌ語でエゾイタチは、「ウパシ・チロシヌプ」または「サチリ(sáčiri)」 と称するが、コエゾイタチ(イイズナ)もまた「サチリ」と呼ばれたらしいとしており、「ポイ・サチリ・カムイ(poy-sáčiri-kamuy)」の尊称(「ポイ、ポン」は「小」の意)はコエゾイタチを指すのだろうと推論した。
出典:wikipedia
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