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百器徒然袋――風

『百器徒然袋――風』(ひゃっきつれづれぶくろ かぜ)は、講談社から刊行された京極夏彦の妖怪探偵小説集。百鬼夜行シリーズ「番外編」となる3作品を集めたミステリー中編集。題材となる妖怪は『百器徒然袋』から取り入れられている。出版収録にあたり、初出版に加筆・訂正。「百鬼夜行シリーズ」では主要ながらも脇役の位置におかれていた登場人物・榎木津礼二郎を主人公とした中編集『百器徒然袋』の第2弾で『百器徒然袋――雨』の続編にあたる。とはいえ、ミステリーの解題と解説は本編と同じく中禅寺秋彦の役割となっている。同シリーズからは他にも登場している人物が多数いる。掲載作品の時系列は『邪魅の雫』の後にあたり、前作と同じく、シリーズ本編よりコミカルタッチの作品集。また「面霊気」は、『巷説百物語シリーズ』の世界ともリンクしている。2006年10月~2007年3月にABCラジオ(朝日放送)をキーステーションにして『百器徒然袋』の題で「百器徒然袋――雨」と合わせてラジオドラマが放送された。※他にもシリーズ本編からは、木場修太郎、青木文蔵、中禅寺敦子、鳥口守彦、木下圀治、別のスピンアウト作品である『今昔続百鬼――雲』から沼上蓮次などが登場する。招き猫のことで近藤と揉めた本島は、どちらが正しいか解明するために豪徳寺に出向いた。そこに居た見知らぬ娘から思いもかけず「榎木津」の名を聞く。娘の連れの女性は化け猫のことで悩んでいると言い、話を聞いて面白がった榎木津が調査依頼を引き受けることとなった。 (『小説現代2001年5月増刊号メフィスト』掲載)本島は訳も判らずヤクザ者たちに拉致され、空ビルの中に拘束されてしまった。胡散臭い人物の手助けで脱出できたものの、直後にその人物は空ビルで殺害された遺体となって発見されたと知らされる。殺人容疑が本島の身にふりかかろうとしてる状況で、突如、霊感探偵と称する男が現れ、榎木津に真相を暴く勝負をしようと挑戦してきた。 (『e-NOVELS』2001年7月24日~10月16日配信/『週刊アスキー』2001年8月7日号~10月30日号掲載)近藤の部屋に空き巣が入った。しかし盗られたものはなく代わりに覚えのない封印された箱があり、中には面が入っていた。今川は呪いの面のようだと言い、他にも奇妙なところがあると指摘する。榎木津はオニ苛め大会(追儺)がしたいと騒ぎ、一方、益田はとある浮気調査で拙い状況に陥った。 (『小説現代2003年9月増刊号メフィスト』冒頭部分のみ掲載、小説現代2004年5月増刊号メフィスト』掲載)志水アキにより漫画化され、「コミック怪」で連載された。「五徳猫 薔薇十字探偵の慨然」までの4作は「コミック怪」で、「雲外鏡 薔薇十字探偵の然疑」「面霊気 薔薇十字探偵の疑惑」の2作は「月刊Asuka」で連載された。角川書店、怪COMICより発売。全6巻

出典:wikipedia

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