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愛という名のもとに

『愛という名のもとに』(あいというなのもとに)は、1992年(平成4年)1月9日より3月26日まで毎週木曜日22:00 - 22:54に、フジテレビ系列の「木曜劇場」枠で放送されていた日本のテレビドラマ。主演は鈴木保奈美。最終回は人気を受けて、また脚本の野島伸司から「もう少し書きたいので時間を延長して欲しい」との要請もあって、当時としては異例の15分拡大版で放送された。野島伸司脚本らしいスピーディーな展開、“ダイヤルQ2” “学歴社会” “フィリピーナのジャパゆきさん” “ゴルフ場乱開発による自然破壊” “ボランティア”といった当時の世相(バブル崩壊前後)を反映した内容、そしてストレートな理想主義的台詞(例:何かというと登場する「仲間っていいな」)などが独自の世界を形成した。『東京ラブストーリー』(1991年)、『101回目のプロポーズ』(1991年)と続けて30%の視聴率を記録したプロデューサー・大多亮が「一本ぐらいここでこけてもいいだろう」という余裕から本作を企画した。大多は、1967年の森川時久監督の映画『若者たち』を観て感動し『若者たち』と岡林信康のイメージで青春群像を発案し、野島伸司に話を持ちかけた。一方、野島は野島で1985年のアメリカ映画『セント・エルモス・ファイアー』と浜田省吾のイメージでそのアイデアを膨らませた。この4つのイメージから本作の世界観が生まれた。大多は、浜省の音楽がなかったらこのドラマは作らないくらいの思い込みを持って、主題歌交渉にあたったという。その際に大多が希望したのは歌詞にサラリーマンの葛藤が歌われている「J.BOY」のような、新曲の制作だった。しかし浜田は、新曲はスケジュール的にムリだが「悲しみは雪のように」だったら、ドラマのテーマに近いので使って欲しいと提案した。テレビに出ない、タイアップもやらないという活動スタンスを持つ浜田がなぜ、タイアップを了承したかといえば、ドラマの内容全体が浜省ワールドと合致しているのなら、容易なタイアップにはならないと判断したといわれる。また、「悲しみは雪のように」という比較的マイナーな曲に光を当てるチャンスだという読みもあったともいわれる。大多は、ドラマ全体を浜省カラーで染め上げることで浜田の厚意に応えた。ドラマのタイトルを浜田の曲で「愛」の付くタイトルの中から『愛という名のもとに』を選んだ他、ドラマ内でも「ラストショー」、「J.BOY」、「もうひとつの土曜日」など、浜省ナンバーが多く流され、さらに各回のサブタイトルに第一回「青春の絆」、第四回「涙あふれて」、第八回「君が人生の時」、第九回「いつわりの日々」と、浜田の曲名をずらり並べた。但し、クライマックスシーンでは、岡林信康の『友よ』が流された。第十回『友よ』、最終回『私達の望むものは』は岡林信康の曲の題名。浜田のドラマタイアップは本作で最後となった。浜田は、それまでマスメディアに露出することが極端に少なく、一部の熱狂的なファンに支えられている存在であったが、本作での主題歌起用でファン層が飛躍的に拡大した。主役の仲間が7人、ボート部など設定の類似があり、“1985年のアメリカ映画『セント・エルモス・ファイアー』の剽窃ではないか”という指摘がでたが、前述したように、本作は『セント・エルモス・ファイアー』をイメージの一つとして創作されている。第1話の内容は1年前に放送された『ふぞろいの林檎たちIII』〔1991年〕の第1話に酷似していた。 平均視聴率は24.5%、最終回には最高視聴率32.6%を記録。これは夜の10時台としては驚異的な数字であり、最高視聴率は2016年現在、木曜劇場全作品の中でも歴代1位の記録である。脚本家・野島伸司は1988年にデビューして以来コンスタントに佳作を発表してきたが、取材というものをほとんどしてこなかった。しかし、このドラマでは代議士秘書や病院関係者、環境保護団体の人、証券会社の人に取材をし、「なんでこんなに面白いこと早く教えてくれなかったのと思いましたよ(笑)。ある部分で深みが出ます、話ももちますし」と漏らすくらいに取材の意義を実感している。野島は、この『愛という名のもとに』で、その後の社会派ドラマ(あるいは「不幸ドラマ」)路線への足がかりを得たと言われる。大学のボート部で青春時代を共に過ごした男女7人の仲間。そして卒業から3年後。恩師(ボート部監督)の葬儀をきっかけに再会するが、新しい生活と年月による思想の変化を実感。同時に、不倫に悩んだ尚美の自殺未遂騒動を始め、各人の持つ様々なトラブルが浮上。そして健吾と貴子は婚約をし、皆から認められたと思ったのだが、政界の妻として働いて欲しいという健吾、教師の仕事を続けたいという貴子、そしてそれぞれの持つ家庭環境などの事情から暗礁に乗り上げる。その直後に大学生の頃、健吾と時男が自分を巡って争ったことがあると知ってしまった。それぞれの理想と現実のギャップに悩み、もがき苦しみながらも、前を向いて生きていこうとする彼らの「答え」はどこにあるのだろうか……。収録ロケ地~駿河台大学

出典:wikipedia

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