李 爾瞻(り じせん、イ・イチョム、1560年-1623年)は李氏朝鮮中期の文官、第15代国王光海君に仕えた大北派の官僚。本貫は広州。燕山君に仕えた李克墩(イ・グクトン)の五世孫であった為、逆臣の一族として差別を受けて過ごす。彼の心に宿った復讐と野望は、光海君付の女官、金介屎(キム・ゲシ)と組み、政敵であった小北派の柳永慶を斥け処刑し、闇の権力者となることで結実する。だが、宣祖の嫡子・永昌大君(ヨンチャンデグン)を蒸殺刑に、光海君の甥にして綾陽君(ヌンヤングン、のちの16代国王・仁祖)の実弟・綾昌大君(ヌンチャンデグン)を自害に、太妃・仁穆王后を幽閉したことで彼の対立勢力である西人派の怒りを買い、宮廷クーデター(仁祖反正)によって結果的に光海君の廃位を招き、王命により斬首刑にされた。また、これと同時に彼に協力していた女官にして策士の金介屎も同様に王命により斬首刑にされた。また、光海君の息子 廃世子李侄の世子嬪朴氏は、自身の孫娘にあたる(娘の子)。
出典:wikipedia
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