兵庫ブルーサンダーズ(ひょうごブルーサンダーズ、"Hyogo Blue Sandars")は、兵庫県のプロ野球チーム。プロ野球独立リーグ・関西独立リーグに2011年より参入。2013年シーズン終了後に関西独立リーグを脱退し、2014年からは06BULLSとともに設立したBASEBALL FIRST LEAGUE(ベースボール・ファースト・リーグ、BFL)に加盟。関西独立リーグに所属していた神戸9クルーズの後継球団として設立。本拠地は兵庫県三田市。チーム運営は2011年3月設立の特定非営利活動法人「三田・だ・エスペランサ」がおこなっている。選手の待遇は関西独立リーグおよびBASEBALL FIRST LEAGUEの他球団同様、無給であり、選手はアルバイト等をしながらチームの活動に参加している。学校法人芦屋学園などの他団体と提携をおこない、従来の日本高等学校野球連盟や全日本大学野球連盟の枠に縛られない選手育成をめざしている。この方針が関西独立リーグの解散や、BFLと学生野球・社会人野球団体との関係に影響を与えている面も存在する。キッピースタジアムで試合を開催する日には、三田駅北口からキッピースタジアム入口までの間を結ぶシャトルバスが無料で運行されている。ただし、雨天中止により組まれた代替日など、運行されない日もあるので球団サイトで確認が必要である。2016年9月11日には、島根県隠岐郡西ノ島町で主催試合(対戦は06)を実施した。関西独立リーグに所属していた神戸9クルーズは、2010年シーズン限りで活動を休止した。その神戸の選手の受け皿として新球団を設立。2011年より関西独立リーグへ参入することとなった。10月27日、代表に高下沢、監督に池内豊、コーチに山崎章弘が就任。11月28日にユニフォームを披露。12月23日、市民に対してのお披露目となるファン感謝祭を開催した。1月9日に大阪市浪速区で開催された関西独立リーグ代表者会議で参入が正式決定する。2月7日、春季キャンプをキッピースタジアムで開始する。3月4日、同球場で履正社医療スポーツ専門学校を相手にチーム結成後初の対外試合を行い9-1で勝利した。4月11日から5月までの間、米独立リーグ挑戦中で元神戸9クルーズ選手の吉田えりを練習生として受け入れた。4月12日に関西独立リーグ参入後初の公式戦、スプリングカップ・ソウル・ヘチ戦(キッピースタジアム)を戦い、翌日に行われた2戦目の神戸サンズ戦(紀三井寺)で初勝利をあげた。5月2日、キッピースタジアムの神戸戦で前期リーグ開幕戦を行い、連敗した後、13日の紀州レンジャーズ戦(キッピースタジアム)でリーグ戦の初勝利をあげる。その後7月3日まで前期リーグ戦を戦い3位となる。続いてサマーカップを戦い、初戦の神戸戦で敗れたが、3位決定戦の大阪ホークスドリーム戦は勝利して3位。7月25日と8月4日に所属選手2名が恐喝容疑で逮捕された。このことを受けて球団は両名を解雇処分とし、後期リーグに挑んだ。開幕10試合で7勝1敗2分の好成績を収めて首位に立ったが、紀州に3連敗を喫し首位を奪われる。しかし9月9日から8連勝し、9月30日に最終戦となる紀州戦(キッピースタジアム)に9-3で勝利して逆転で後期優勝が決定した。10月6日から12日にかけて行われた、関西独立リーグチャンピオンシップ(3戦先取)では、前期優勝の神戸に2連敗して窮地に追い込まれたが、第3戦から3連勝して逆転で2011年シーズンの年間チャンピオンとなった。1月31日、昨シーズン練習生であった吉田えりが正式に入団。5月3日の紀州戦で先発、5回1失点でリーグ初の女性勝利投手となった。5月24日、米独立リーグへの移籍のため退団した。9月に米リーグとの契約が満了し、兵庫に復帰。前期・後期とも新加入の06BULLSとの優勝争いとなったが、いずれも僅差で制して前後期制覇(前年からは3期連続)を達成した。年間勝率2位の06BULLSとのリーグチャンピオンシップは、前後期優勝による1勝のアドバンテージがありながら、3連敗を喫して2年連続の年間総合優勝ははならなかった。監督が池内豊からコーチの山崎章弘に交代する。前期は優勝、後期は2位の成績で、前年に続いて06BULLS(後期優勝)とチャンピオンシップを戦ったが、1勝3敗の成績で再び苦杯をなめた。シーズン終了後、関西独立リーグから脱退し、BASEBALL FIRST LEAGUEを06BULLSとともに設立する。新リーグ発足初年度は1シーズン制となり、シーズン優勝する。しかし、勝率2位の06BULLSと3年連続の対決となったチャンピオンシップは、0勝2敗と3度続けての敗退となった。このシーズンはシーズン優勝とチャンピオンシップ優勝をそれぞれ表彰した。今年度は2シーズン制となる。前期は他2チームを圧して優勝。後期は06BULLSとの争いとなったが前後期優勝を達成した。予定されていたリーグチャンピオンシップが日程の都合で取りやめとなり、後期優勝決定前の10月5日にその時点での成績からリーグが年間優勝チームに認定している。再び1シーズン制となった本年度も9月28日に3年連続となるシーズン優勝を決めた。一方、本年より導入されたトーナメントステージ(3回実施)は4位・2位・2位の成績でポイントによる総合順位は2位(姫路と同位)となり、トーナメントステージ首位の06と2年ぶりにリーグチャンピオンシップを戦うことになった。(注)2位とのゲーム差(注)2位とのゲーム差※2014年はレギュラーシーズン優勝チームとしての年間優勝。※2015年はリーグチャンピオンシップを実施せず、後期優勝決定前に年間優勝チームに認定。学校法人芦屋学園と提携活動をおこなってきた。2011年11月24日、芦屋大学と教育提携を結ぶことを発表。同大学の学生を2軍選手として受け入れている。2013年10月には芦屋学園高等学校が2014年に発足させる野球部を日本高等学校野球連盟非加盟として当球団の3軍とする構想が明らかになった。この構想に対しては、関西独立リーグの木村竹志代表が、アマチュア野球界からリーグが孤立することを危惧して反対し、リーグ分裂・全球団脱退に至った。芦屋学園高等学校の野球部は予定通り2014年4月に発足している。BASEBALL FIRST LEAGUE設立後も芦屋大学在学中の選手が所属しているが、プロ野球ドラフト会議での扱いについては「大学生」という身分が独立リーグ所属という立場よりも優先し、次年度を迎えるまでに卒業予定がない場合は指名対象にならないとの見解が日本野球機構(NPB)側から示されたと報じられている。また、社会人野球の統括団体である日本野球連盟も芦屋学園との関係を問題視し、BFLとの間では「加盟外チームとの対戦」を可能にする協定書の締結をおこなっておらず、元リーグ所属選手の扱いについても他の独立リーグと格差を設けている。詳細はBASEBALL FIRST LEAGUE#日本野球連盟との関係を参照。テレビ放送はないが、Ustreamでライブ配信を行っている。大正製薬のリポビタンDのテレビCM(2015年4月オンエア)に、当チームの選手が登場した。
出典:wikipedia
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