ペドロ・ホセ・バルデス（Pedro Jose Valdes、1973年6月29日 - ）は、プエルトリコ出身のプロ野球選手（外野手）。のMLBドラフトで、シカゴ・カブスに入団。5月15日、メジャーデビューを果たす。、テキサス・レンジャーズに移籍。、年俸2500万円でトニー・ミッチェルとともに福岡ダイエーホークスに入団。来日1年目は、恐怖の2番打者として一時は打率4割を記録するなどの活躍を見せた。も前年同様21本塁打をマークした。には打撃3部門全てで自己最高の成績をマークし、チームの日本一に貢献。3番井口資仁、4番松中信彦、5番城島健司と100打点カルテットを組んだ。は、夏場までは3割を超える活躍を見せていたが、8月中旬から不振に陥り、9月には故障により登録を抹消されるもプレーオフには出場した。この年は3割を逃し、4年連続での3割達成を逃す形となった。オフには戦力外通告を受け退団した。本人は、日本でのプレーを希望していたが獲得する球団は現れなかった。は、メキシカンリーグへ移籍。はメキシカンリーグのゲレーロ・デ・オアハカに在籍し、打率.362、本塁打14、打点100を残す。には韓国プロ野球のLGツインズに在籍。は、再びメキシカンリーグでプレーした。からは主にプエルトリコのウィンターリーグでプレー。には打率.316（6位）、本塁打4（1位タイ）、打点27（1位）を残し、シーズンMVPを受賞。さらにカロリーナ市から現役最年長選手の栄誉を讃えられバルデスの背番号20が永久欠番とされた。受賞に際しては「このような賞をいただいて非常に感動している。ここカロリーナでは私の家族、息子たち、市長、そして毎試合自分を応援してくれたカロリーナのファンといつも過ごしてきた」とコメントした。2013年には第3回WBCプエルトリコ代表に選出された。これが、自身初めての国際大会出場となった。広角打法のヒットメーカーで、安打や痛烈なライナー性の本塁打を連発した。また、100打点を記録した03年にはリーグ最多犠牲フライを記録するなど、状況に応じたバッティングもできた。一方、守備や走塁では、特に送球に雑な面があった。また、死球や審判の判定に怒ることも多く、退場処分も3度受けている。。ポーカーフェイスで無表情のイメージがあるが、チームで新旧背番号を同じくする鳥越裕介とは特に仲が良く、退団時には福岡・球団への愛着を涙ながらに語り、唯一空港に見送りに来た鳥越と抱き合った。

出典:wikipedia