岡崎市民会館(おかざきしみんかいかん)は、愛知県岡崎市六供町にある公共の文化施設。1967年(昭和42年)6月22日、岡崎市制50周年記念事業の一環として作られた。改修前の客席数は1,556席。400席の補助席を含めると2,000人を収容できる大ホールは、岡崎市では初となる1,000人以上を収容できるホールだった。また結婚式場などの用に供するパーティ室がある。戦前は岡崎市立高等女学校(現・愛知県立岡崎北高等学校)の校地として利用され、1930年(昭和5年)に旧甲山会館の前身となる講堂が建設された。講堂は岡崎空襲で焼失したが、戦後に建て直された。1955年(昭和30年)に同校が移転してからは、1962年(昭和37年)まで愛知県立岡崎商業高等学校の校舎として利用されたのち、岡崎市立図書館として使用され、市民会館の建設が決定した。近年、老朽化が進んでいることから、新文化会館の建築計画が練られていたが、2013年(平成26年)12月20日、市は市民会館の改修を行うことを決定した。2015年(平成27年)9月1日からつり天井の撤去、いすの拡幅などの工事を開始し、2016年(平成28年)10月1日にリニューアルオープンした。座席は1,100席と400席余り削減した一方、椅子の横幅と前後のスペースを広げてゆとりを持たせた。ホールの舞台も拡張された。改修費は約33億8,400万円。延床面積は9,763m²。(2015年8月31日現在の区分)1987年(昭和62年)12月16日、市制70周年記念事業の一環として敷地内に甲山会館(こうざんかいかん)が新築された。こちらは中小のイベントに適した300名収容可能な小ホールである。名称は六供町にある甲山(かぶとやま)にちなんで付けられた。建設時にリハーサル棟を増築するとともに、駐車場も整備された。市民会館と同じく2015年9月1日から大規模な改修に入った。甲山閣(こうざんかく)は、甲山の中腹、六供町甲越6番地21に位置する集会施設である。15畳の和室が2つ、10畳の和室が1つ、8畳の和室が4つ、計7つの和室の集会室があり、庭園もある。1926年(大正15年)に資産家の別荘として建てられ、1933年(昭和8年)に市に寄贈された。現在の甲山閣は1986年(昭和61年)に新築されたものであり、同年7月22日にオープンした。甲山閣は上記改修工事の対象とはなっていない。
出典:wikipedia
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