丹羽 圭子(にわ けいこ)は、日本の編集者、脚本家。筆名として中村 香名義を使用することもある。兵庫県にて生まれた。松竹シナリオ研究所にて脚本を学ぶ。同期の一色伸幸らから「天才少女」と評されるほどの腕前だったが、あるときから突然、研究所に顔を出さなくなる。その後、徳間書店に勤務し、鈴木敏夫の下で『アニメージュ』の編集に携わるなど、編集者として活動することとなる。編集者としては、碧野圭らの作品を手がけている。また、スタジオジブリの制作するアニメーション作品にも、スタッフとしてかかわる。スタジオジブリに移った鈴木敏夫に依頼され、1993年に放送されたテレビアニメ『海がきこえる』の脚本を「中村香」名義で手がけた。2006年に公開されたスタジオジブリの映画『ゲド戦記』では、監督の宮崎吾朗と脚本を担当した。2010年に公開されたスタジオジブリの映画『借りぐらしのアリエッティ』では、宮崎駿と脚本を担当。企画を兼ねていた駿がさまざまなアイディアを口頭で語り、丹羽がそれらの内容を基に文章に纏めることでシナリオを構築していったという。なお、宮崎父子の双方と、共同執筆した経験を持つのは、丹羽が初めてである。吾朗が監督する『コクリコ坂から』にて、再び駿と共同で脚本を担当することになった。徳間書店での上司にあたる鈴木敏夫は、丹羽について「何を考えているんだか、よく分からない、いつも、ぼ〜っとしている」と評しているが、その筆力については高く評価している。また、松竹シナリオ研究所の同期生である一色伸幸は、同期の中で丹羽が最もうまかったと指摘している。ただ、丹羽は突然松竹シナリオ研究所に来なくなってしまったため、後年、徳間書店を訪れた一色が丹羽を見つけ、ひどく驚いたという。
出典:wikipedia
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