若狭 勝(わかさ まさる、1956年12月6日 - )は、日本の弁護士・政治家。自由民主党所属の前衆議院議員(1期)。元検事。元東京地検特捜部副部長。東京都葛飾区生まれ、足立区育ち。タクシー運転手(のち零細の町工場の工員)の家庭に育つ。小さい時から、夏休みなどには仕事の手伝いもした。名前の「まさる」をもじり、小学校時代から渾名は「サル」であった。東京都立江北高等学校を経て、1980年、中央大学法学部卒業。1983年4月、東京地検へ検事として任官。同期任官に郷原信郎がいる。以後は東京地検特捜部検事、同副部長、横浜地検刑事部長、東京地検公安部長などを歴任した。担当した事件としては、『噂の眞相』誌での和久峻三及び西川りゅうじんのスキャンダル掲載に関わる名誉毀損事件や、ミッチー・サッチー騒動において浅香光代による野村沙知代の公職選挙法違反(虚偽事実公表罪)の告発を受けた捜査、特捜部所属時代のゼネコン汚職事件などがあり、日歯連事件捜査では特捜部班長として携わった。2009年には小向美奈子が覚せい剤取締法違反を犯した際の捜査を指揮している。2009年3月に退官。4月1日に弁護士登録を行い、第二東京弁護士会に所属する。弁護士に転身した理由は、裁判員制度が始まり、冤罪を防ぐためには弁護士の役割がより大きくなるため、裁判員裁判の法廷に立ちたかったからと語っている。それ以後は元検事(ヤメ検)の弁護士として、各新聞に事件等の解説をコメントするとともに、テレビの報道番組、ワイドショー、討論番組にコメンテーター・パネリストとして出演している。2010年12月には、『FNNスーパーニュース』(フジテレビ)のコメンテーターである木村太郎が3週間休暇を取ったため、代役として月~木曜日に出演した。2011年4月から2013年3月まで、「スーパーニュース」の金曜に出演。刑事事件だけではなく企業コンプライアンスや危機管理なども取り扱っており、2009年7月には千葉県の「県経理問題特別調査外部審査委員会」の構成委員に、11月には「コンプライアンス委員会」の委員に選ばれている。またコンプライアンスに関する講演活動も行っている。2013年の第23回参議院議員通常選挙に自由民主党の比例区から立候補したが、自民党圧勝の中で比例代表最後の1議席を太田房江と争った末、19位で落選した。支援団体として立正佼成会、妙智会教団、教派神道などが支援した。2014年の第47回衆議院議員総選挙では、自民党より比例東京ブロック単独(名簿第27位)で立候補し、初当選を決めた。若狭は前回立候補した参議院と今回の衆議院の比例代表の選挙制度の違いに関して「名前を書く、書かないで(方式が)分かれるような複雑な選挙制度は、国民には分かりにくい」と指摘している。2016年東京都知事選挙では、党が推薦した増田寛也ではなく小池百合子の応援に入り、小池の街頭演説第一声から行動をともにした。自民党東京都連会長の石原伸晃と都連幹事長の内田茂は連名で、「増田以外の候補者を党員や親族が応援した場合は除名などの処分対象になる」という警告文書を配布しており、都知事選挙終了後に都連のホームページから若狭の情報が削除された。2016年9月6日には自民党幹事長の二階俊博と会談し、小池を応援したことに対して厳重注意処分を受けた。また、小池の都知事転出により補欠選挙が実施される東京10区への出馬の意向を伝え、公募者選考を経て21日に自民党の公認候補となった。
出典:wikipedia
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