ダッペエ(DAPPEE)は、千葉県館山市のマスコットキャラクター。同市出身のアニメーター・文原聡(「館山ふるさと大使」委嘱)がデザインしたもので、名前は千葉県房総地方の方言で「〜だろう!」を意味する「〜だっぺ!」に由来する。「ゆるキャラ」ではなく、「脱力系キャラ」という位置づけである。「The World of GOLDEN EGGS」などを手がける文原の活躍ぶりを、千葉銀行発行の広報誌で知った同市が、2009年(平成21年)4月に同市のマスコットキャラクターの製作を要請、これに対し、文原も「地元に貢献できるなら」と無償で快諾した。その後、同市は館山を象徴するイメージ数点を文原に伝え、studio crocodileが全面的にプロデュースすることとなった。ちなみに、「ダッペエ」というネーミングは企画初期の頃に文原が命名した。キャラクター製作が着々と進み、サンプルが市役所限定で公開されたのち、寄せられた意見を元に、一般公開へ向けて最終調整に入った。ところが、その矢先に文原より「これまでのダッペエのデザインをいったん白紙に戻す。」との連絡が届く。同市にとって、完成度の高いキャラクターを理由も明かされないまま白紙に戻すことは、寝耳に水の出来事であった。数ヶ月後、現在のダッペエの容姿となる、新たなサンプルが送られてくることになる。「館山で生まれ育った事に誇りを持ってもらいたい。そして、館山の良さを再認識し、故郷を大切にしてもらいたい。」という思いを込めてデザインされ、2010年(平成22年)12月に誕生した。このキャラクターに対して、文原は「海・花ではなく、館山にしかないものをと考えた結果が方言だった。『〜だっぺ(〜だろう)』という方言は、千葉県・茨城県でも使われているが、早い者勝ちというふうに受けとめている。このキャラクターは、適度な気持ち悪さで、とても気に入っている。」と語っている。
出典:wikipedia
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