間投イントネーション(かんとうイントネーション, )は、北陸地方(富山県・石川県・福井県)を中心に用いられる日本語の方言のイントネーションである。ゆすり調(ゆすりちょう)、うねり音調(うねりおんちょう)、ゆすりアクセント、ゆすりイントネーションなどとも呼ばれる。北陸地方を中心とするいくつかの方言では、語尾や会話の区切りといった文節末で、上下にうねるような抑揚が現れる。これを山口幸洋は「間投イントネーション」と名付け、「聞手の注意をひきつけ、たえず反応を確めつつ、話者自身の余裕を保つ」機能があると分析した。新田哲夫によると、福井県嶺北方言の間投イントネーションには以下の三つの特徴があり、そのうち1と2は石川県金沢市方言にも共通するとしている。また、嶺北方言と金沢方言の違いとして、嶺北方言では間投助詞と間投イントネーションは同時に現れないのに対し、金沢方言では間投イントネーションのあとに間投助詞が来たり、間投助詞そのものに間投イントネーションが被さったりすることもあるという。[はアクセント・イントネーションの上昇、]はアクセント・イントネーションの下降を表わす。
出典:wikipedia
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