ガンダムエアマスター(Gundam Air-Master)は、テレビアニメ『機動新世紀ガンダムX』に登場する有人式人型ロボット兵器。旧地球連邦軍のガンダムタイプ可変MS(モビルスーツ)で、劇中では主要人物の一人であるウィッツ・スーの乗機として登場する。本項では改修機であるガンダムエアマスターバーストの解説も行う。第7次宇宙戦争において旧地球連邦軍が投入した決戦兵器「ガンダム」の1機。高速飛行形態「ファイター(戦闘機)モード」に変形可能な「トランスシステム」を採用した可変MSとして開発された。ガンダムタイプの中では随一の機動性と航続距離を誇り、大戦当時はフラッシュシステムで制御されたGWビットと共に強力な機動部隊を編成していた。マントの様に両肩を覆う主翼は自在な展開が可能で、MS形態においても高い運動性と滞空能力を発揮する。背部に備えられたファイターモード用のノーズ(機首)部も、必要に応じて迫り上げることで背部スラスターの噴射を阻害しないようになっている。基本的に大気圏内用での運用を想定しているが、メインエンジンを換装することで宇宙戦闘にも対応可能。機動性確保のため各部の徹底的な軽量化が行われており、結果として火器の搭載量が限定される弊害が生じているが、本機自体の性能はそれを補って余りあるもので、大戦後、特に劇中序盤は飛行可能な機動兵器がほぼ失われていることから、その戦術的優位性は計り知れない物だった。しかし、劇中中盤では新連邦の技術復興により量産型の飛行MSが続々登場、更に本機以上の空戦能力を持つガディール2機との戦闘により機体が中破。軽量化追求のコンセプトから一転、パワー重視の機動性と大火力にコンセプトを変更したガンダムエアマスターバーストへと強化された。劇中ではフリーのMS乗りウィッツ・スーが、かつて所属したバルチャーから譲り受けた本機に搭乗し、ガンダムX、ガンダムレオパルドと共にバルチャー艦「フリーデン」の主力を務める。通称エアマスターB。新地球連邦軍のガディールとの戦闘で中破したエアマスターを、キッド・サルサミルがエスタルド人民共和国の支援を受けて改修した機体。機体色も改修前の赤系統から青系統に変更された。原型機の欠点である火力の低さを補うべく大幅な武装強化が施され、機首部に新設された大口径のノーズビームキャノンと両翼のビームキャノン4門追加により改修前とは比較にならない程の火力強化に成功している。この改修で自重は増加したが、主翼中間に推力偏向機構を備えた大型ブースターを装備したことで、機動性も大幅に向上している。これにより改修前は2機相手に中破させられたガディールに対しても、本機には3機がかりで挑んでも相手にならず、瞬殺するほどに空間戦闘能力も強化されている。また、パワー重視の推力強化により、改修前はぶら下げて運んでいたガンダムレオパルドを本機では上に乗せながら飛行を行い、更に乗せたままでの戦闘も可能となった。翼部は背面への折り畳み収納から完全に翼を収納可能な回転式形態に変更され、MS形態時の機動性も飛躍的に向上している。また、追加された大型ブースターと補助推進用ブースターによりファイターモード時は宇宙空間でも超越した機動性を発揮する。ガンダムエアマスターバーストがGファルコンと合体した形態。ガンダムエアマスターバーストのファイターモードの後部にGファルコンのBパーツを接続する。これによりMS形態への変形機能は無くなり戦闘機形態のみとなるが、MSサイズながら巡洋艦級の戦艦を凌ぐ破格の大推力と出力・機動性を発揮する。劇中ではコンピューター上で合体パターンが示されたのみで実際に合体はしていない。エアマスター専用のGビット。第七次宇宙戦争の最終局面で用いられた。本体同様トランスシステムを搭載し、ファイターモードへの変形が可能。親機と同等の優れた高機動戦闘能力を有する。
出典:wikipedia
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