バッグス・バニー(Bugs Bunny)は、ワーナー・ブラザーズのアニメーション作品、ルーニー・テューンズに登場する架空のウサギで、ワーナー・ブラザーズにおけるマスコットキャラクターでもある。* カートゥーンネットワーク(日本)にて放送中。バックス・バニーと誤記される事がある。1940年、テックス・アヴェリーの『野生のバニー(A Wild Hare)』でデビュー。(元になったキャラクターを含めば1938年、ベン・ハーダウェイとカル・ダルトンの『Porky'sHare Hunt』まで遡る。)彼の経歴は、1950年6月17日公開の『どったのセンセー?(What's Up Doc?)』で詳しく語られている。ウサギであるにもかかわらず人間社会で生まれ、両親の教育でショービズの道を志し、ダンス学校にも通っていた。だが、デビューした頃の仕事はショーの案内役ばかりだった。病気で倒れた主役の代役を務めるも不評に終わり、その責任としてコーラスに降格されたことに嫌気がさして活動を休止。その後ショービズ業界は不況を迎えるが、大スターのエルマー・ファッドのスカウトを受けて、彼の引き立て役として各地のショーを巡回。しかし彼に与えられた役はエルマーにいじられる役だったため、またも待遇に嫌気がさし、ニューヨークでの公演中にアドリブでエルマーを打ち負かす。その直後エルマーに銃で脅され、苦し紛れに発した「どったのセンセー?」が観客に大受けし、一躍人気者になる。その後エルマーと共にワーナ・ブラザースにスカウトされ、現在に至る。誕生日は7月27日。また、1944年公開の『未来のバニー(Old Gray Hare)』では、幼少期にエルマーに会っている描写がある。青色で長身。足が大きく二足歩行。歌が上手く、音楽とニンジンが大好き。カフェイン中毒でもある。性格はクールで冷静だが大胆不敵で、猟師エルマー・ファッドや荒くれ者ヨセミテ・サムを前にニンジンをかじりながらからかう。そういった時の口癖は「What's Up Doc?」(高橋和枝版では「どったの?」、富山敬版では「に〜どうしたもんだろ」、山口勝平版では「どったの、センセー?」)で、しばしば視聴者に向かって投げかけられる。また、自分を追いやった相手に復讐(もとい宣戦布告)する際に言う「Of course you know,this means war.」(「当然の話、これは戦争だ。」)も口癖。頭脳明晰でほとんどのことはこなす。読書家であり、世界の動物が載っている本を持っており、それでタスマニアンデビルの存在を知った。相手を誤魔化すために変装や女装をして登場することもある。大抵の場合は正体を見破ることはないが、たまに見破られることもあるがすぐにピンチを切り抜ける。ロジャーラビットでは設定が異なっており、吹替版の一人称は「俺」で初対面の対しての呼び方も「センセー」ではなく「大将」に変わっている。話し方もぶっきらぼうになっているが、字幕版での呼び方は「大将」に変わっておらず、話し方もぶっちぎらぼうになっていない。ただし、字幕版での一人称は吹替版と同じである。一人暮らしで地面の穴に住んでいる。部屋は人間と変わらない。大雨で家が水で溢れたが、何故か呼吸が出来ていた。その時は寝ており、寝ぼけたまま水の中にいるのに、ウォーターサーバーから水を汲んで飲んでいた。その行動と知能、運の良さで、前述のエルマーとサム以外にも様々な敵を圧倒している。バッグスが相手を一方的に粛清するパターンが多く、そのためマイナスに終わる話は実に3作品ほどしかない(その代表的な相手が、セシル・タートルである)。また、カートゥーン・キャラクターでありながら、ハリウッド・ウォーク・オブ・フェーム上でスターの一人として彼の名が刻んである。1940年から1989年までは、メル・ブランクが演じた。ブランクの死後はジェフ・バーグマン、ビリー・ウェスト、グレッグ・バーソンが担当。1990年代後半からはジョー・アラスキーが演じることが多い。『ベビー・ルーニー・テューンズ』ではサムエル・ビンセントが演じた。日本語版吹き替えの声優は初代(『マンガ大作戦』)が高橋和枝、二代目(『バッグス・バニーのぶっちぎりステージ』、『スピルバーグのアニメ タイニー・トゥーン』)が富山敬、三代目の現在は山口勝平となっている。『ロジャー・ラビット』では鈴木勝美。ただし富山敬版も存在する。
出典:wikipedia
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