山武市(さんむし)は、千葉県東部の市である。千葉県の北東部に位置し、県庁所在地の千葉市や成田国際空港まで約10~30km, 東京都心部から約70kmの距離にある。日本有数の砂浜海岸である九十九里浜の中央から南側にかけ、約8kmにわたって太平洋に面する。2006年(平成18年)3月27日に成東町・山武町・蓮沼村・松尾町の4町村が合併して誕生した。合併以前は山武郡・山武町とも読みは「さんぶ」であったが、現在の山武市の読みは「さんむ」である。武社国造や武射郡の読み方「むさ」を受け継いだ「さんむ」の方が古い歴史的な読み方であり、1975年あたりから何時の間にか「さんぶ」に変わってしまったので、重い歴史を持った「さんむ」の方が新しい市に相応しいためであるという。2002年(平成14年)11月25日に山武地域合併準備会が発足した。当初はこの4町村と東金市、九十九里町が合併する計画で、2003年(平成15年)12月25日に山武地域合併協議会が新市名を九十九里市(くじゅうくりし)と決定し、2005年(平成17年)3月22日の合併を目指していた。2004年(平成16年)11月28日の東金市の住民投票で「合併反対」が多数となり離脱することになり、2005年(平成17年)1月31日に山武地域合併準備会が解散することになった。結局、東金市と九十九里町を除いた4町村が合併することになった。2005年(平成17年)1月31日に山武中央4町村合併任意協議会が新市名を太平洋市と決定した。古谷淳・松尾町長(当時)は「決してパシフィック・オーシャンの意味ではない。大きな希望を持った平和な市と理解してほしい」と釈明したが、「一自治体が『太平洋』を名乗るべきではない」という趣旨の抗議が相次いだ。そのため、2005年(平成17年)2月27日に新市名を白紙撤回され、住民アンケートを行って同年3月15日に現在の市名に変更された。今関恒と林善和の2名は、2014年(平成26年)4月20日に行われた市議補選で当選した。農林業・観光業を主産業とする。特に林業は『山武杉』で知られるが、近年は過疎による後継者不足に悩んでいる。また、その山武杉などを加工して作られる「組子細工」は、主に障子や欄間などの建具に施される技法で、それを施された建具を「上総建具」と呼ぶ。これらは宝暦年間に普及し始めた山武杉の台頭によってより盛んになり、伝統工芸品として房総の魅力500選に選ばれるなど、評価されている。昭和初期までは漁業も盛んで旧蓮沼村地区は栗山川漁港を利用していたが、最近は衰退した。合併などの経緯から、に分かれている。各地域ごとに住所表記が異なる。東京ルート千葉ルート
出典:wikipedia
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