『のんちゃんのり弁』（のんちゃんのりべん）は、入江喜和による日本の漫画。講談社『モーニング』にて1995年から1998年にかけて連載されたが、ストーリーは未完で終わった。単行本は全4巻。2009年9月4日に新装版（上・下巻）が発売された。生活力がなくいいかげんな夫と離婚したヒロイン・小巻は、小学生の娘・乃里子（のんちゃん）と一緒に、墨田区京島の実家に出戻る。小料理屋で働きながら、夢である弁当屋開業に向かって持ち前のバイタリティで明るく頑張る。中部日本放送（CBC）制作で、TBS系列「ドラマ30」枠で月曜から金曜の13:30 - 14:00（JST）に放送された。放送期間は、第1シリーズが1997年2月3日 - 3月28日、第2シリーズが1998年6月1日 - 7月31日。下町の独特の雰囲気や、多くの魅力的な登場人物などでファンの多かった作品である。緒方明監督、鈴木卓爾脚本による映画が2009年9月26日より公開。かつてテレビ版を製作放映した中部日本放送が製作参加している。公開直前の2009年8月4日、製作会社のムービーアイ・エンタテインメントが東京地方裁判所に自己破産を申請。公開は、共同配給の予定だったキノフィルムズ（木下工務店）が引き継ぎ、予定通りに上映された。2010年2月10日にDVDリリース。

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