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サイクロン号

サイクロン号(さいくろんごう)は、特撮テレビ番組『仮面ライダー』をはじめとする仮面ライダーシリーズに登場する架空のオートバイ。仮面ライダー1号と仮面ライダー2号の専用マシンである。単にサイクロンとも称される。全長:240センチメートル / 全高:125センチメートル / 重量:280キログラム / 最高時速:400キロメートル / 最高出力:500馬力 / ジャンプ力:30メートル第1話から登場。後継車種と区別する時には、旧サイクロン号(旧サイクロン)とも表記される。仮面ライダー1号=本郷猛が緑川博士のはからいでショッカー基地から脱出する際に使用し、以後の戦いでもライダーの力となり続けた。ハンドルのスイッチを入れることで本郷の常用バイクからフルカウル形態に変形し、同時に高速走行によって発生する風圧のエネルギーを取り入れることで本郷は仮面ライダーに変身する。変身ベルトの左脇にあるスイッチを操作することで遠隔操縦も可能である。車体には立花レーシングクラブのエンブレムが施されているが、誰がどの時点で付けたのかは不明。フロントのエンブレムの内側にはレーザーガンが隠されているが、劇中では未使用。メインエンジンはプルトニウム原子炉。補助駆動力であるジェットエンジンを併用することでさらに加速する。排気を行う6本のマフラーからは、撹乱用の煙幕「サイクロン・レインボー」を噴射することができる。第11話では、ゲバコンドルを倒すため、サイクロン号による空中での体当たり攻撃「サイクロンクラッシャー」が使用された。テレビ作品中では製作者は語られておらず、書籍などでも以下のように諸説ある。『キャラクター大全』2書では藤兵衛・緑川博士・ショッカーの3説を挙げて詳細は不明としている。本郷がヨーロッパに転戦する際には、仮面ライダー2号=一文字隼人に託された。その後は次第に劇中での出番を改造サイクロン号に譲っていくことになるが、第30話以降でも使用されているのが確認できる。1号が復帰エピソードである第41話で騎乗したのが、旧サイクロン号の最後の活躍となった。オートバイスタントの大橋春雄によると、ベースとなったのはスズキT20である。しかし外装ゆえに判断が難しく、『仮面ライダー大全集』ではホンダCB400、『仮面ライダー画報』ではスズキT125と記載している。劇用車のデザインはエキスプロ美術スタッフの三上陸男によるもので、複眼のようなヘッドライトや6本足のマフラーは昆虫を、アイボリーのカウルの両脇に引かれた赤い線は風をイメージしている。『魔神ガロン』制作を理由に離脱した三上の後任となった高橋章は、できあがった車両を見て前照灯の間が寂しいと思い、以前に即興で作った立花レーシングクラブのマークを紙に描いて貼りつけた。サイクロン号はデザイン優先で製作されたため、見た目は美しいが機能性は考慮されていなかった。ベース車両が出力の低い中古車だったうえ、カウルの溶接を行ったのが専門家ではない三上陸男だったため、がっちりと固められていて重かった。大橋によれば時速30キロ程度しか出せなかったという。また、市販レーサー用の部品を使用した風防は数万円かかる高価なものだったが、割れやすく厄介だった。俗に「Aタイプ」と呼ばれる初期のカウリングは前面下方に窓のように空冷スリットの入ったものが用意されたが、カウルとタイヤの隙間が狭く人が乗ると干渉して走れなくなるという、スタント以前の問題を抱えていた。そこで、スリットの下部が切り広げられて写真撮影時に使用されたが、期待した効果が得られなかったため、映像作品に登場することはなかった。下部全体を切り取って前輪との距離を確保した「Bタイプ」カウルの投入によってようやく普通に走行できるようになったが、そもそもベース車両はアクションには不向きなオンロード用であり、ジャンプシーンでも「台からただ落ちるだけ」というのが実態だった。そのため、ジャンプやオフロードのシーンでは常用オートバイスタイルに戻っているシーンが多々見られる。この常用型サイクロン号については、改造サイクロン号の撮影車両の節を参照。6本のマフラーは水道管を加工して取り付けたもので、下の1対のみが本物の排気管である。ジェットエンジンによる噴煙はマフラーに入れた花火によって表現している。このマフラーはしばしば衝撃で脱落することがあり、着火状態のマフラーが草地に落ちた際には危うく延焼するところだったという。撮影予定表では変形前の車輌を「Aオート」、変形後の車輌を「Cオート」と呼称している。第1話の撮影では変形シーンでBに当たる車輌が用意される予定であったが、諸般の事情から実現しなかった。本郷猛役の藤岡弘、はサイクロン号での走行シーンの撮影中に事故を起こして重傷を負い、降板している。藤岡は後年のインタビューで、サイクロン号は見た目重視で作られていたためにバランスが悪く、いつか事故が起きるのではないかと感じていたことを明かしている。全長:225センチメートル / 全高:125センチメートル / 重量:250キログラム / 最高時速:400キロメートル / 最高出力:600馬力 / ジャンプ力:40メートル第14 - 67、72、73話、映画『仮面ライダー対ショッカー』に登場。仮面ライダー2号および新1号が使用したバイク。改良型サイクロン号とも呼ばれる。劇中では旧サイクロン号と別車両であるという描写はなく、場面やカットによって使い分けていた別種類の車両を同一のマシンと表現していただけで、同一のシーンでもカットによって車両が変化している。書籍などでも名称などを区別していないものもあり、「同一の車両が変形している」という説を記した書籍もある。しかし、形状が明らかに異なるため、後年になって書籍類で旧サイクロン号を強化改造したものという設定が用いられるようになった。セミカウル化などの改良を経て、出力増強と車体の大幅軽量化が行われている。そのため、旧サイクロン号よりも小回りや派手な戦闘走行が可能で機動性が高い。ジャンプ力も40mにアップし、垂直の壁面を登る能力と救助用ロープの射出能力が追加されている。テールカウルにはテレビ誘導式ミサイルを内蔵するが、劇中では未使用。必殺技は、突進で敵を撥ね飛ばす「サイクロンクラッシャー」。第18話でヒトデンジャーに対して使用した。1号もスイスで同型のマシンに搭乗している場面が第40話で描かれており、日本へ帰国した後も新サイクロン号の完成まで使用した。第40話では改造サイクロン号に乗る1号と旧サイクロン号に乗る2号が並走するシーンが撮影されていたが完成作品ではカットされた。ベースモデルはホンダSL350K1。ホンダCB350DTと記載している資料もある。元々は本郷が変身前に運転する常用型サイクロン号として使用されていた車両だった。撮影中に起きた事故で本郷役の藤岡弘はしばらく降板せざるを得ないほどの重傷を負ったが、バイクは大破にまで至らず、翌日の撮影に間に合わせるために大橋春雄が徹夜で予備部品を組み込んで仕上げた。車体には新たにフロントカウルが取り付けられ、テールカバーは常用型よりも長いものに交換された。ベース車両がオン・オフ兼用のトレール車であるうえ、セミカウルなので旧サイクロン号と比較してジャンプアクションが容易だった。とはいえ完全オフロード車ではないので本格的なアクションはできず、しかもバッテリーが上がりやすいという欠点があり、大橋は常に予備バッテリーを準備していた。最初に使用されたAタイプのカウルは2つのダミーライトの間隔が広く、真正面から向き合うとライトの外側がボディの縁からはみ出して見える。また、常用型サイクロンから継承された特徴として、右のフロントフォークの取り付け方が逆になっており、内側に向くはずのビス穴が外に向いている。常用型ではメタリックブルーの地にアルミテープが貼られていた6本のダミーマフラーは、銀色に再塗装された。このマフラーはカブ用のものを流用しており、重量があるせいで脱落が多かった。3クール末、ロッテ「仮面ライダーフーセンガム」のコマーシャルフィルム (CF) 撮影時にはBタイプのカウルへと新調された。Aタイプに比べると風防が大きくなっている。また、ダミーライトの間隔が狭くなったため、エンブレムの貼り付け位置がライトの中間から上にずれている。後に一回り小さなエンブレムが製作され、第56・57話では中央に貼り直された。映画『仮面ライダー対ショッカー』ではダブルライダーが並走するため、2台目の改造サイクロン号が用意された。ベース車は変身前の一文字が使用していたワインレッドのホンダSL350。『仮面ライダー大全集』ではスズキハスラーTS250IIIとしている。第41話の撮影をもって役目を終えた旧サイクロン号のフロントカウルとテールカバーを切断して製作したCタイプのカウルが使用され、ダミーマフラーも旧サイクロン号から移植された。なお、この車両のフロントフォークは正しい向きで取り付けられている。その後、Cタイプのカウルは1台目の車両に乗せ替えられ、この組み合わせで第53話のオープニングから第72話まで使用された。ただしこの時期でもカットによってはBカウルが使用されている。全長:210センチメートル / 全高:120センチメートル / 重量:220キログラム / 最高時速:500キロメートル(ブースター使用時:600キロメートル) / 最高出力:700馬力 / ジャンプ力:50メートル第68 - 98話、映画『仮面ライダー対じごく大使』に登場。新1号が使用し、のちに新2号も搭乗した新型バイク。 本郷、滝、藤兵衛による設計・開発。本郷が常用するセミカウルのオートバイが、ライダーへの変身に合わせて自動変形する。かつてのサイクロンをあらゆる面で凌駕する。カウルの両側のウィングを展開させることで、高速走行時に車体の姿勢を安定させ、またグライディング飛行が可能となる。このウイングは「サイクロン・カッター」としても機能する。急制動用にパラシュートを装備している。必殺技はフロントカウルを細かく振動させた状態で体当たりを決めるサイクロンアタック(第83話で使用)。また、設定上は後端の穴から虹色の煙幕「サイクロンレインボー」を放出するとされる。2号は第93話から使用。出自について劇中では明らかでないが、書籍では本郷から設計図を受け取った一文字が制作したと記載している。ベースモデルはスズキハスラーTS-250III。新サイクロン号の登場は1971年11月25日に行われた会議で1972年4月以降の展開案に盛り込まれ、新1号編初期に立てられた仮案で登場話数もほぼ決定していた。オンロードの性格の強い前2車に比べ、専用のデュアルパーパスバイクとして設計された車両であったため設定上だけでなく実際の撮影車両の操縦性能のほうも格段に高くなった。ウイングはカウルの溝に差し込み、裏側から3つのビスで取り付ける。ジェットノズルはダミーであり、その下にある一対の細いパイプが実際の排気管である。第74話以降はカウルが再塗装された。ライトの溝が白から青に変わり、下部の赤い部分がウイングよりも高い位置まで広げられたことで、よりスタイリッシュになった。撮影用車両は当初1台のみの製作だったが、ショッカーサイクロン登場に際して2台目が製作され、一方が2号用に流用された。この2台の車両は、『仮面ライダーストロンガー』第39話の撮影まで使われている。『仮面ライダーV3』の第1回撮影会では、ハリケーン号の制作が間に合わなかったため、V3のバイク搭乗イメージカットで新サイクロン号が代用された。車両ごとの名称は劇中には登場せず、資料によっては1号サイクロン / 2号サイクロン、あるいはサイクロン1 / サイクロン2とも呼ばれる。映画『仮面ライダー1号』に登場する仮面ライダー1号が乗るバイク。立花藤兵衛が遺した最後のマシンでもある。上記の通りベース車こそ異なるものの、藤兵衛がサイクロン号を強化改造したという設定になっている。デザインを担当した石森プロの田嶋秀樹によれば、本作の1号の体形に合わせて仮面ライダーシリーズで最大排気量車となるF6Cを選択したとのことで、戦闘的なフォルムがベース車に相応しいと思ったという。「藤兵衛が本郷猛のことをすべて熟知したうえで作り上げた究極の専用マシン」を一番のコンセプトとして、45年間の戦闘でパワーアップした1号に合わせる藤兵衛の気持ちになってデザインしたという。サイクロン号から継承された要素の1つである6本出しのマフラーについては、造形班に無理を言って4本のマフラーをF6Cのマフラーとそっくりに造形してもらったうえ、車名エンブレムも「F6C」から「NEOCYCLONE」という立体ロゴに変更し、その下に立花モータースのロゴを入れてもらったとのことで、タイトなスケジュールの中で造形班と一緒にギリギリまで作っていたという。ただ、マフラーの色についてはサイクロン号と同じ色の耐熱塗料がどうしても用意できず、熱対策優先で造形した先述の4本のマフラーをF6Cのマフラーと同じメッキシルバーに塗装している。藤岡によれば、本郷 / 1号がネオサイクロンに乗るシーンを撮っていたカメラマンは、カットがかかると立ち上がって「感動した」と涙ぐんだそうである。『仮面ライダーSD』では、仮面ライダー1号から仮面ライダーBLACK RXまでの各ライダーが乗るマシンは原典での名称にネオと付けたものとなっており、サイクロンもそのネーミングルールに則って「ネオ」と名付けられている(マシンの名称が異なるライダーマンおよびRXとなっているため未搭乗の仮面ライダーBLACKは例外)。外観は原典マシンをデフォルメ化したもの。1号・2号ともにサイクロン号に乗るため、仮面ライダー1号が乗るバイクが「ネオサイクロン」、仮面ライダー2号が乗るバイクが「ネオサイクロン2」と名付けられている。

出典:wikipedia

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