茨城県立水海道第一高等学校(いばらきけんりつ みつかいどうだいいちこうとうがっこう)は、茨城県常総市水海道亀岡町字亀岡にある県立高等学校。尚、当記事では、沿革・学校所在地・学校施設等共通事項以外は、主に全日制普通科について記述する。鬼怒川の畔、筑波山を望む亀岡台地(鬼怒川低地内の微高地)に所在。「水海道一高」(みつかいどういちこう)や「海一」(かいいち)、「海高」(かいこう)といった通称・略称で呼ばれるほか、地元の常総市やその周辺地域では「一高」(いちこう)と呼ばれる。創立以来、卒業生は2万名を超える。現在 学区の制限はないが、生徒の居住地域は常総市内を中心におおむね北は隣接する下妻市、南は取手市西部、東は隣接するつくば市西部、西は隣接する坂東市が大半となっている。四年制大学の他、短期大学、専門学校も含め、生徒のほぼ全員が進学希望。1900年(明治33年)に、旧制下妻中學校(現県立下妻第一高等学校)の分校として創立。2004年度から、学年制から単位制へ移行。2003~2005年度には文部科学省「学力向上フロンティアハイスクール」に、2004~2006年度には茨城県教育委員会の高等学校学力向上推進事業「大学進学ジャンプアップスクール」に指定された。2006年度に、同窓会長(当時)の山口武平の名を冠した「山口奨学基金」という奨学金制度が創設された。創立10周年の1910年に制定。「早春賦」などで知られる吉丸一昌による作詞、横浜市歌などで知られる南能衛による作曲。スクールカラーはコバルトブルーである。紫と青が候補として挙げられていたが、応援団旗にした際に青空に映える色ということでコバルトブルーに決定した。「文武両道」を謳い、運動部・文化部におよそ7割の生徒が所属。野球部は1900年創部で、同校において歴史のある部である。1955年には甲子園の北関東予選で決勝に進んだ。吹奏楽部は1963年創部。文化部の中でも歴史ある部の一つであり、これまでもコンクール県大会において数回 金賞を受賞している。2007年度には県代表として上位大会である東関東吹奏楽コンクールへ初出場し、銀賞を受賞。2008年度も東関東大会へ進んだ。2012年度・2013年度は2年連続で出場している。演劇部は県内有数の強豪校であり、関東大会出場や毎年8月に行われるサマフェスへの出場歴がある。新館完成の時は記念公演をセンターホールにて行った。県大会へは16年連続出場を誇る。弁論部は2006年から活動を再開し、全国高等学校弁論大会(國學院大學主催)優勝などを果たしている。かつて、水海道一高には木造校舎の中でも特徴ある大きな講堂があった。これは1904年(明治37年)頃の建築家・駒杵勤治の設計によるものであるが、取り壊されており現存しない。この、駒杵による同時期・同デザインの3校(水海道一高・竜ヶ崎一高・太田一高)の講堂のうち、現存するものは太田一高のみ(重文指定)である。尚、セミナー室・合宿施設を有する「亀陵会館」は、この旧講堂の外観を模して設計された。高校のある常総市では、旧・水海道市にフィルムコミッションが設立され、近年、積極的にドラマや映画のロケを受け入れている関係もあり、本校が撮影で使われることもある。
出典:wikipedia
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