株式会社米朝事務所(べいちょうじむしょ)は、人間国宝の桂米朝や、桂ざこば、桂南光、桂米團治など米朝一門の大多数の落語家が所属する、落語芸能事務所。もともとは、米朝が千土地興行(のちの日本ドリーム観光)所属から独立して活動していた際、マネジメントを担当していた田中秀武を社長(後に会長。2016年退任)に、米朝の個人事務所として設立したのが始まりである。関西の芸能界では吉本興業(よしもとクリエイティブ・エージェンシー)と松竹芸能の二つの芸能事務所の影響力が大きいが、米朝事務所は米朝の個人事務所から始まった経緯もあり、両社から直接影響を受けることはない。なお現社長の今井浩は、南光の現マネージャー。基本的に米朝一門の落語家が中心であるが、後述のようにフリーアナウンサーの中井雅之が所属し、元タレントの上岡龍太郎のコメントの窓口を担当している。なお、米朝一門の中でも、月亭可朝と桂米蔵(フリー)、月亭八方一門と桂あおば(よしもとクリエイティブ・エージェンシー)、桂朝太郎(松竹芸能)、桂勢朝(MC企画)、桂雀々(ラルテ)、桂吉坊(大有企画)、など一部は他社に所属している。ただ、これらの弟子と米朝との関係は良好なようで米朝事務所HPの一門系図には故人と月亭一門や非所属者など(廃業者を省いた)全員が掲載されている。米朝事務所の株式は米朝の他、米朝一門などの関係者によって保有されているが、米朝一門ではない著名人も株式を保有している。主だったところでは、石毛直道、イーデス・ハンソンが株主である。かつては小松左京も株主であった。米朝の著書によると米朝事務所は株式会社という企業形態である以上、株主総会を行っているが、正式な議事進行とともに一種の余興として1990年代社会問題となっていた総会屋のコントをしたことがある。総会屋役はざこば(当時、常務取締役)が演じ、「西城秀樹は今、何歳や」と総会とは全く関係の無い議題を振って混乱させていた。ただ、通常の議事を含め、株主総会の様子についてハンソンは「米朝事務所の株主総会は非常に面白い。そんな株主総会に参加したいから私は株を持っている。」と話している。通常の株主総会は陽が高いうちに行われるものであるが、米朝事務所の総会は会が終わって、そのまま繁華街に繰り出せるように夕方から行われていた。現存米朝事務所所属噺家のみ(米朝本人および年季明け前でいずれ所属する者は記入)3代目桂米朝
出典:wikipedia
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