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パイロットウイングス

『パイロットウイングス』は、任天堂より発売されたスカイスポーツ・シミュレーションゲームである。スーパーファミコンの回転・拡大・縮小機能()を活用した擬似3D表現のスカイスポーツ・シミュレーションゲーム。プロデューサーは宮本茂。スーパーファミコン本体発売の1ヶ月後にリリースされ、ローンチタイトルである『スーパーマリオワールド』、『F-ZERO』に続く任天堂の3作目の作品である。プレイヤーは「フライトクラブ」という一見平和的なスカイスポーツスクールを装ったフライトスペシャリスト養成所に入会し、軽飛行機(ライトプレーン)、スカイダイビング、ロケットベルト、ハンググライダーの四種を、与えられた課題をこなしていきながら上達を図っていく。4つのエリアが用意されており、これをフライトエリアと呼ぶ。こなすべき種目、課題はフライトエリア毎に異なる。評価は100点満点だが、いくつかの種目では100+αの点が得られるボーナスチャンスが存在する。各種目の合計点がフライトエリアごとの規定の点数に達すれば、すべての種目をこなさなくてもライセンスが貰え、次のフライトエリアに進むことができる。4つのフライトエリアを修了すると、なぜか突然教えを請うた教官達が麻薬のシンジケートに囚われるという「事件」が発生し、問答無用でミサイル搭載の攻撃ヘリコプターでアジトに突入し、多くの飛び交う対空砲火をよけながら特定のヘリポートに着陸するという極秘指令が与えられる。一発被弾したら即座にゲームオーバーという非常にシビアなミッションとなっている。このミッションをクリアするとタイトル画面が変わり、夕暮れ時の街を見下ろしたような画面になる。また難易度がさらに上がったEXPERTモードになり、同じフライトエリア、同じ教官で降雪、降雨、強風、夜間にアレンジされる。最後は再びヘリコプターのミッションを拝命し、前回を遥かに上回る苛烈な対空砲火を潜り抜け、前回と同様に目的地であるヘリポートへの着陸を目指す。本作品の説明書は「フライトクラブへの案内状」という体裁ではあるが、このフライトクラブは戦闘ヘリを所有し某国との軍事的な繋がりを感じさせるなど、まるで傭兵養成機関のようなニュアンスを匂わせる演出が施されている。ニンテンドーゲームキューブ版の発売も、『週刊ファミ通』の発売日未定欄にしばらく記載されるなど、検討されていた。フライトエリア5以降はEXPERTモード。 スーパーファミコン発売の2年前である1988年11月21日、『ドラゴンフライ』の仮称でマスコミ向けに任天堂社内でビデオ上映され、のちに『フライトクラブ』と改題されたサンプルゲームが原型であり、本作が同機の新機能をアピールするのに誂え向きのデモンストレーション的性質が色濃いのはこのためである。開発初期の段階では地面を見下ろす俯角のアングルのみで仰角はなく、見下ろし型シューティングゲームに近いものだった。最終的な製品ではロムカートリッジ内にDSP-1という拡張チップを搭載することで、スーパーファミコン本体が持つ能力以上の映像技術をスムーズに動作させることを実現している。ただし初期ロットは拡張チップ非搭載。滑走路やターゲット、建築物など地表オブジェクトが配置された地面は起伏のない完全な平面であるが、回転・拡大・縮小機能によってダイナミックに動くパースペクティブで描かれ、半透明のグラデーションを重ねた擬似的なフォグで空気遠近法による距離感も表現している。ガイドビームやリング、上昇気流など高低差のあるオブジェクトは3次元の座標を持ったスプライトオブジェクトによって表現。さらに地平線や雲などが描かれた遠景を消失点と連動させるなど、画面内の要素を基礎的な遠近法に基づいて描画することにより当時のコンシューマー機用ゲームとしては他に類を見ない正確なパースペクティブと説得力のあるリアルな空間表現を実現した。DSP-1は、他にも『スーパーマリオカート』などに使われている。ゲーム誌「ファミコン通信」の「クロスレビュー」では合計30点(満40点)でシルバー殿堂入りを獲得、「ファミリーコンピュータMagazine」の読者投票による「ゲーム通信簿」での評価は以下の通りとなっており、21.51点(満30点)となっている。 ゲーム内容は地味ながらも好評であったが、人気シリーズである『スーパーマリオワールド』や、派手な『F-ZERO』の陰に隠れてしまい、売上げは任天堂の予想を下回った。なお、任天堂はこのゲームの発売後に販売のテコ入れのため「飛ばず嫌いになっていませんか?」という広告をゲーム雑誌に掲載した。

出典:wikipedia

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