『邪聖剣ネクロマンサー』(じゃせいけんネクロマンサー)は、ハドソンから発売されたゲームソフトである。1988年1月22日に、PCエンジン初のロールプレイングゲーム(RPG)として、HuCARDで発売された。魔空王アザトースの復活により、魔物が徘徊する世界に一人の勇者(主人公)が現れた。主人公は王様から 2人の家来を借り、かつて神々がアザトースを封印するために鍛えたと言われる邪聖剣ネクロマンサーを探す旅に出る。途中、邪聖剣ネクロマンサーは、ヒルト、ブリム、レイドの3つの聖杯に分けられて各地に納められていることを知り、蘇生方法を記したエギノスの書も揃え賢者メイガスに会うことによって邪聖剣の復活が果たされる。が、この時点で邪聖剣はまだ弱く、さらに神々の降り立つ島に住む賢者ベルリオーズからの祝福を受けることで完全復活を遂げる。邪聖剣を持つ者のために用意された伝説の鎧ミゲルアーマーと伝説の楯ミゲルシールドの眠る(ラピュタのような)天空城も存在する。最終戦はラスボスであるアザトースまで一本道を歩いて進む。その途中に大ボスクラスの4体(ツァトゥグァ→ナイアラトテップ→ハストゥール→ヨグソトース)を順次相手にして行かなければならない。強制的な連戦ではなく、進む>ボス登場>進む>ボス登場と言った形なので、戦闘を終えた後引き返し、アイテムなどの補充が出来る。アザトースを倒した後、勇者は邪聖剣を人の手に余るものだとして地中深くに埋めてもらいどこへともなく旅立つが、エンディングの最後に土を掘り返す音を入れるなど最後の最後まで不気味な演出が続く。3人のパーティーであり主人公以外に仲間は2人しか連れて行けない。 ゲーム誌「ファミコン通信」の「クロスレビュー」では7・5・7・5で合計24点(満40点)、「PC Engine FAN」の読者投票による「ゲーム通信簿」での評価は以下の通りとなっており、18.18点(満30点)となっている。また、この得点はPCエンジン全ソフトの中で445位(485本中、1993年時点)となっている。人間関係などゲームと違って独自の設定を持つ漫画作品である。主人公ケインは旅の途中でロミナを救う。剣の腕を見込まれたケインは、ライムとカオスとともに邪聖剣ネクロマンサーを探し、魔空王アザトースを倒す旅に出る。そして3人の後をマイストとロミナが追いかけ合流する。タロネスで水を汚染している魔物を倒そうと地下に潜ると、そこにはマイストの兄ホークの死体が横たわっていた。ケインはホークの遺したスターサファイアのついた短剣で魔物を倒して街を救った。次にハルモニアに向かった一行は、怪しまれて城に入れてもらえない。そんなとき領主ラインハルトの娘ミランダが石像にされてしまう。ケインは五光塔に挑戦し五芒星を手に入れミランダを救うことに成功する。ラインハルトからお礼にエギノスの書をもらうと、そこには大魔術師アブラメリンがネクロマンサーを3つの聖杯に分割したことなどが書かれていた。これらを手にいれるために一行は天空の迷宮へと向かう。しかし、魔物と戦っている間にカオスが一人で聖杯をすべて手に入れネクロマンサーを復活させてしまう。カオスはアブラメリンの子孫で、ネクロマンサーを狙い覇王になろうとしていたのだった。しかしカオスはネクロマンサーを鞘から抜いた直後に雷に撃たれて死んでしまった。ネクロマンサーはケインが持ち、アザトースの棲む凶魔島へ総攻撃が始まる。ケインがアザトースに出会い、ネクロマンサーを引き抜くとケインはネクロマンサーに精神を支配され、味方を次々に斬り殺していく。ロミナを斬ったとき、ネクロマンサーは完全な復活を遂げた。ロミナは水の女神ミオネリアの末裔であり、その血は聖水としてネクロマンサーに祝福を与えたのだった。これによってケインは正気に戻りアザトースを倒す。戦いが終わった後、人の手に余るネクロマンサーの処分を王に頼んだケインは、ロミナをつれて再び旅立つのだった。主人公はミック、仲間はキース、シーナという名前になっている。
出典:wikipedia
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