加藤 剛(かとう ごう、1938年〈昭和13年〉2月4日 - )は、日本の俳優。俳優座所属。身長173cm、体重70kg、みずがめ座。本名は加藤 剛(かとう たけし)。2001年、紫綬褒章受章。2008年、旭日小綬章受章。静岡県榛原郡白羽村(御前崎市)出身。父鉉一郎は小学校の校長。姉四人と兄、弟がいる。父親が校長というのはプレッシャーにはならなかった。父・鉉一郎は剛を医者にしたかった。加藤家は古くからの地主で、農地改革で大半を失ったとはいえ自宅の敷地は八百坪近く、敷地に続くすぐ裏に持ち山があり、庭にはたくさん木があった。いわゆる腕白少年ではなく、よく母の台所仕事を手伝い、畑仕事もした。自作するだけの畑はあったため、サツマイモや麦を交代で作っていた。剛は御前崎の遠州灘に続く茶畑のある風景の中で育ち、中学三年の時に地元を離れた。戦争未亡人となり美容室を開いていた文京区の長姉宅に寄宿した。もともと俳優になろうと思っていたわけではなく、「何か演劇や映画に関係する仕事ができればいいかな」と思っていた。小石川高校の時、柔道部に入ってたが先輩が演劇もやっており「お前も手伝え」と命じられ舞台に立ったのがきっかけだった。都立小石川高校を経て、早稲田大学文学部演劇科で学ぶ。学内の劇団、自由舞台で活躍する。大学四年の時、二十倍の難関を突破して俳優座養成所に入る。途中テレビドラマ『人間の條件』出演のため1年「休学」。「人間の条件」では「ぼくという裸身の素材にこの男(主人公の梶)の一生を忠実に刻み込んでゆくこと」で演じきり、原作者より「テレビ映画の優れた主演者」と評された。後、13期生として修了。修了時の同級生には石立鉄男・佐藤友美・細川俊之・横内正らがいる。27歳で正月公演で安部公房作『お前にも罪がある』で「男」を演じ、演出上傾いた舞台装置「男の部屋」上で2時間の連続演技を行う主役に抜擢。長年に渡り一貫して演じ通した当たり役である『大岡越前』は1970年(昭和45年)から、『江戸を斬る』『水戸黄門』等とローテーションを組みながら、足掛け約30年間月曜8時を支え、TBSテレビの看板番組となった(詳しくは『大岡越前』参照)。『大岡越前最終回スペシャル版』では実子である夏原諒、頼三四郎との共演を果たした。『大岡越前』で親友役を演じた竹脇無我とは私生活でも40年間以上親友関係にあり、2011年(平成23年)8月に竹脇が急死した際は、手書きの追悼文を寄せた。『大岡越前』の終了後、『命のビザ』や『そして戦争が終わった』など現代史ドラマに進出。※太字はキネマ旬報ベストテンにランクインした作品
出典:wikipedia
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