『スクランブル』(英:"Scramble")は、1981年に業務用として当時のコナミ(2006年3月31日の持株会社化に伴い、版権はコナミデジタルエンタテインメントに移行)から発表された縦画面横スクロールシューティングゲームで、同社初の横スクロールシューティングでもある。同年、少し後に同社から類似した内容の『スーパーコブラ』も発表されている。ジェット機型の宇宙船(スペースファイター)を地形や敵に衝突するのを避けながら操縦し、最終的には敵基地を破壊することがプレイヤーの目的となる。自機は前方向ショットと投下式ミサイルを装備しており、これで空中の敵や地上物を破壊できる。地上物には幾つか種類があるが、中でも「」と書かれた地上物は燃料貯蔵タンクであり、これを破壊する事で自機に燃料が補給されるため、燃料貯蔵タンクの破壊はゲーム攻略上大変重要である。尚、飛行には燃料が必要なため、燃料ゲージがゼロになるとやがて墜落し、自機を失う。各ステージは6つの区画に分かれており、それぞれ地形や攻撃方法が異なる。敵基地までたどり着き破壊に成功すると、画面右下に旗が表示され、全くクリアできない程ではないが、燃料の減りが早くなり、再び最初からスタートとなる。得点は飛行時間の長さとどの敵を破壊したかで決まる。強制スクロールの導入により、それまでの固定画面、あるいは任意スクロールの作品よりも展開の停滞が改善されている。本作は後の大ヒット作『グラディウス』(1985年)へとつながる作品となった。実際、後に発売された資料において本作はグラディウスシリーズの1作目として扱われている。ただしコナミのシューティング史の中の1本としてグラディウスシリーズとは別個に扱われている場合もある。そのため長らく直接的に関連はなされていなかったが、『オトメディウス エクセレント!』にて2011年12月13日に追加されたEX1ステージにプレイヤー機がボスとして登場した。なお本作はウィリアムスの『ディフェンダー』(1980年)にゲームデザインやレイアウト、内容ともに酷似している部分があるが、日米それぞれで独自に開発されたもので、類似性は偶然の一致である。このため自国から相手国へのライセンスもすれ違うかのように行われた。
出典:wikipedia
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