香川オリーブガイナーズ(かがわオリーブガイナーズ、"Kagawa Olive Guyners")は、プロ野球独立リーグ・四国アイランドリーグplusに所属する香川県の野球チーム。2005年加盟。略称「香川OG」。チーム名は香川県の木・オリーブと讃岐弁の「強い」を意味する「がいな」、そして英語の「guy」を組み合わせた造語。チームカラーは緑色。リーグ発足2年目から3年連続して年間総合優勝を達成した。プロ野球 (NPB) 2軍や社会人野球チーム(JR四国・アークバリアドリームクラブ・NOMOベースボールクラブなど)、大学硬式野球チーム(2016年から)との練習試合(交流戦)も行われている。※2016年の開催試合数は、福岡ソフトバンクホークス3軍との交流戦4試合および読売ジャイアンツ3軍との交流戦3試合を含む。開催試合数の出典はリーグ公式ウェブサイトの試合予定/結果/公示による。※金地は優勝2007年・2008年・2012年は香川県営野球場で開催された。2010年は、秋季高校野球四国大会と日程が重なったため、さぬき市志度総合運動公園野球場で開催された。2006年のチーム分社後、2007年からはリーグの経営補填金を実質的に受けない完全な独立採算となった。2007年度の売上はリーグトップの1億1700万円、収支は約2900万円の赤字ながら前年より4100万円の改善と報じられた。観客動員はホーム45試合で7万1634名(平均1592人)で2006年の4万5145人から大幅増となった。2008年度については発表がなかった。同年度の観客動員数は5万9367人(平均1484人)。この時期の動員について、当時球団社長を務めていた小崎貴紀は(リーグCOOとなっていた)2015年のインタビューで、広告宣伝費を投じて観客を集めたが採算には合わなかったと述べている。2009年度については2009年10月30日のリーグ首脳の記者会見で、売上1億0500万円に対して収支は4100万円の赤字の見込みとされた。観客動員数は4万5182人。2011年2月24日のリーグ首脳による記者会見では、2009年度の収支は4800万円の赤字、2010年度の収支は前年より2000万円改善(2800万円の赤字)となる見込であることが公表された。2010年の観客動員数はホーム44試合で4万2131人(平均958人)。2012年2月29日の会見では、2011年の収支は約1億50万円の収入に対して約1870万円の赤字となることが明らかにされた。観客動員数は26961人(平均826人)であった。2012年度については、収入は微増ながらグランドチャンピオンシップ出場に伴う経費増で、前年より90万円悪化の1960万円の赤字であった。観客動員は1試合平均920人で前年より11%増加した。2015年2月25日に発表された2014年度の収支見込は約9309万円の収入に対して約2440万円の赤字で、前年より380万円改善したが、リーグ4球団では2013年に続いて最も赤字額が大きくなった。かつてはリーグトップだった収入も1億円を割って第3位であった。観客動員は1試合平均818人で前年(821人)より微減となった。2016年3月31日に発表された2015年度の収支決算は、NPB入団選手の移籍金、指名選手の育成料などの寄与による増収(前年比21%増)とシーズン短縮に伴う経費削減が功を奏し、発足から10年で初めて2000万円の黒字を計上した。観客動員は1試合平均575人で前年より243人減少した。香川県庁が2010年に実施した県政世論調査の「地域密着型スポーツチーム」についての調査(20歳以上の県民3000人が対象で、有効回答1579人)では、当球団はカマタマーレ讃岐・高松ファイブアローズ・四国Eighty 8 Queen・香川アイスフェローズを加えた5チームの中で、認知度 (87.0%)・観戦経験者 (18.5%)ともトップであった。球団公認応援曲の『未来のステージへ〜 Power Of Guyners 〜』は、香川県内で活動する2人組音楽ユニット「HOUSE」による作詞作曲。夢を目指す若者へのエールが、アップテンポなリズムに乗せて歌われている。この曲はHOUSEが自主的に作った曲を球団側が公認し、タイトルは曲の完成後に公募で選ばれたものである。これとは別に、私設応援団(後述)メンバーの作詞・作曲による応援歌『勇者の雄叫び』がある。ホームゲームでは7回裏の攻撃前にこのメロディーが演奏(私設応援団の吹奏。ナイターは下記の鳴り物規制との関係から場内放送となる場合がある)されており、公認に近い扱いを受けている。応援をリードするのは私設応援団「ガイナマイツ」。ファンサイトの掲示板で有志が集まり、2005年に発足した。構造的には応援団というよりファンクラブに近く、実際に応援のリードや鳴り物の演奏に携わるメンバーはこの一部である。2007年春にガイナマイツは分裂状態となり規模はかなり縮小、再編。しかし有力団員によるリードや鳴り物応援を充実させてきている。このほか、ガイナマイツの他に香川県職員有志応援団もあり、団旗にはガイナーズのロゴのほか、片隅に香川県のマーク「か」が描かれている。応援スタイルは、ヒッティングマーチを歌いながらメガホンを叩くという典型的なもの。しかし、香川県営野球場では近隣住民への配慮からチーム発足当時は午後6時以降の鳴り物を使用した応援が禁止されており、2007年のシーズンまでホームゲームで太鼓やトランペットが使われることは少なかった。2008年より、土曜日曜の試合に限って午後8時まで鳴り物の使用が認められることになり、制限が緩和された。一方、2009年のシーズンからはやはり周辺環境への配慮から笛(ホイッスル・ファウルの時は除く)やメガホンを使用した応援は午後9時までに自粛されている。ホームゲームでは7回裏の「勇者の雄叫び」演奏後に観客席からジェット風船を飛ばすことが恒例となっている。2009年のシーズンは新型インフルエンザの流行に伴い、2009年5月22日以降はジェット風船の使用を自粛した。その後新型インフルエンザが収束したことから、2010年のホーム開幕戦より使用が復活している。球団は、2012年の前期終了後に公式イメージガール「ハニーオリーブ」を公募で結成することを発表。8月5日にメンバー5人が発表され、シーズン終了まで試合やイベントで活動をおこなった。2013年はシーズン開幕前の公募で7人が選ばれている(うち2人は前年度メンバー)。結成年よりWeb投票による「グランプリ」が実施されており、2013年は岩瀬香奈がグランプリに選ばれた。ハニーオリーブは2015年のシーズンをもって活動を終了している。上記の通り、野球漫画とのコラボレーションがおこなわれている。
出典:wikipedia
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