コロナクーペ("Corona Coupe" )はトヨタ自動車が生産していたノッチバッククーペ型の乗用車である。コロナの名称を冠するが、同時に登場したセリカ/カリーナEDとシャーシを共有する姉妹車であり、セダン系(T150 / 160型系)とは全く別物の車である。1985年(昭和60年)8月に登場。ボディタイプは2ドアクーペ、駆動方式はFFのみ。同時に登場したセリカ/カリーナEDの姉妹車であり、T140型コロナ2ドアハードトップ(FR)の後継車両。また、セリカのラインアップがリフトバックのみ(ただし日本国外仕様は2ドアクーペも存在する)となってクーペが消滅したため、その穴を埋めるためと、スペシャルティカーを持たなかったトヨペット店のラインナップ強化が導入の目的であった。実質的にはT160型セリカの日本国内向けのノッチバッククーペ版にあたる。しかし、セリカと4ドアハードトップクーペのカリーナEDの売れ行きが好調なのに対し、同T160型セリカ譲りのスタイリッシュなスタイルの割にセリカとカリーナEDの陰に隠れる感じでコロナクーペの売れ行きは不調であった。エンジンは姉妹車と共通で2,000 ccDOHC(スポーツツインカム)16バルブ・EFIの3S-GELU、1,800 cc、SOHC8バルブ・セントラルインジェクション(Ci)の1S-iLU、1,600 ccDOHC(スポーツツインカム)16バルブ・EFIの4A-GELUの3種であった。1987年(昭和62年)8月、マイナーチェンジと同時に2,000 ccDOHC(ハイメカツインカム)16バルブエンジンの3S-FELU型が追加され、1,600 cc車が廃止された。1988年(昭和63年)5月、1,800 ccエンジンが1S-iLU型から1,800 ccDOHC(ハイメカツインカム)16バルブの4S-FiLU型に変更される。これにより搭載エンジンが全車、DOHC化されることとなった。1989年(平成元年)4月、2000VXベースの特別仕様車が追加される。同年9月を以って販売終了。後継車として、4ドアハードトップクーペの「コロナEXiV」が登場。セリカをベースにしたノッチバックのクーペモデルは一旦消滅するが、後にトヨタビスタ店(現・ネッツ店)専売のカレンとして復活する。
出典:wikipedia
LINEスタンプ制作に興味がある場合は、
下記よりスタンプファクトリーのホームページをご覧ください。