『ジャスティ』は、岡崎つぐおによる日本の漫画作品、およびこれを原作としたOVA作品。続編にあたる『ジャスティ 〜ESPERS LEGEND〜』についても本項で説明を行う。月刊少年漫画雑誌『少年サンデー増刊号』(小学館)の1981年8月号に第一話『CP・Σ04-1』が読切掲載され、その後1981年11月号から1984年8月号にかけて連載された。単行本は小学館:少年サンデーコミックスより全5巻。絶版後はスコラ:バーガーSCより全5巻が再版された。宇宙最強の超能力者・ジャスティの活躍と苦悩を描いたSF漫画で、岡崎の出世作。しかし、地球編での「インチキ新興宗教を撲滅させる展開」に対して、宗教団体から裁判を起こされる可能性を恐れた編集部が舞台を宇宙に戻すことを要求。岡崎がそれを拒んだことにより、中途半端なところで打ち切られる結果となった。2009年7月15日発売の『少年サンデー1983』に作者のインタビューと共に2009年バージョンのジャスティのミニイラストが掲載される。またデビュー作である『2年A組星子先生』は主人公がジェルナでジャスティ、ボルバーと思しき人物も登場する後の代表作『ジャスティ』『ただいま授業中!』の原型的作品となっている。以下の単行本未収録作品がある。ebook Japan発行のWebマガジン『KATANA』2011年9月号に新作が発表され、同誌にて『ESPERS LEGEND ジャスティ ネオランビス編』が連載中である(2015年4月現在)。ただし、『ネオランビス編』は、アンドロメダ反乱軍の戦いから30年後の物語であり、その間のジャスティ本人は、最後の戦闘の影響での「光速度時空同調障害」により、最後の戦闘から数時間後経過した状態で存在しているなど、旧作との設定の相違がある。また、この連載に伴い『ジャスティ 〜ESPERS LEGEND〜』が電子書籍専用で販売されている。旧来のコミックスの3巻までを含み、4巻以降を新連載版としている。2014年11月時点で、『ジャスティ 〜ESPERS LEGEND〜』は既刊6巻。銀河系監察宇宙局・コズモポリスに所属するエスパー、ジャスティ・カイザード。宇宙全域で発生する、犯罪超人(クリミナル・エスパー)による様々な超能力犯罪を捜査、場合によっては自らの強大なESPで対抗し、彼らを「処分」する。義理の姉で元エスパーのジェルナ、犯罪超人の娘だったエスパー少女・アスタリス達との生活に僅かばかりの平安を得ながらも、彼は果て無き犯罪超人との戦いに身を投じていく。そして、太陽系に侵攻する、アンドロメダ反乱軍5000の大艦隊。強大な力を持つエスパーに率いられた彼らに、コズモポリスは「エスパーコマンド」を組織して対抗、ここに銀河系大戦が勃発する。コマンドにはジャスティの他に、失われていたESP能力が復活したジェルナも居た。しかし、想像を超える力を持って侵攻する反乱軍にエスパーコマンドは全滅。愛するジェルナをも失ったジャスティの怒りは百万光年の距離をも超越するESPとして発現し、激しい追撃の末ついに反乱軍の首領を処分するのだった。地球に漂着したジャスティは、同じく地球に流れ着いたアンドロメダ反乱軍の残党を察知する。しかし大戦終結以後、宇宙最強と称されたESPを発揮できずにいた。コズモポリスに保護され、一旦は帰還したジャスティ。彼は、ESPを封じていたものがジェルナの「魂」である事を知る。彼女の「声」に、失いかけていた己の存在意義とESPを取り戻した彼は、再び地球に降り立ち、残党達を追撃し全て処分するのだった。宇宙最強のエスパー、ジャスティ・カイザードの戦いは、まだ続く…。1985年にビデオアニメ化され、『エリア88』とともに劇場公開される。
出典:wikipedia
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