六甲高山植物園(ろっこうこうざんしょくぶつえん)は、兵庫県神戸市の六甲山上にある植物園。植物学の第一人者・牧野富太郎博士の指導を受けて1933年6月24日に開園し、1955年に博物館相当施設の指定を受けた。阪急阪神ホールディングス傘下の阪神電気鉄道の直営であるが、実際の運営は2003年以降、子会社の阪神総合レジャー(現・六甲山観光)に委託されている。園は海抜865mに位置するため年平均気温は北海道並の約9°Cである。この気候を利用して世界の高山植物、寒冷地の植物など約1,500種の植物を栽培している。六甲高山植物園は、その学術性から皇室の訪問(行幸・行啓)をたびたび受けている。2008年6月に六甲高山植物園はスイスを代表する高山植物園とされるベルン州インターラーケン郊外のシーニゲプラッテ山頂にあるシーニゲプラッテ高山植物園と姉妹提携を行った。日本とスイスの植物園同士の初の姉妹提携である。両植物園が登山電車やケーブルカーでアクセスするなど、共通点が多いためとされている。姉妹提携以降、六甲高山植物園では園内の道標をスイスのハイキングコースと同様のデザインのものに交換されたり、スイスの国旗やスイスの州(カントン)の州旗の掲揚などがイベントに合わせて行われている。また、園内の小便小僧が期間限定でシーニゲプラッテ登山鉄道職員の制服を着用するなどしている。
出典:wikipedia
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