競馬場線(けいばじょうせん)は、東府中駅と府中競馬正門前駅を結ぶ京王電鉄の鉄道路線。全線が東京都府中市内を走行する。駅ナンバリングで使われる路線記号はKO。路線名のとおり、東京競馬場へのアクセスを目的として敷設された路線である。終電は平日は府中競馬正門前駅22:02発、土休日は同駅21:58発で京王の路線では最も早い。通常は東府中駅 - 府中競馬正門前駅間を往復する列車が1時間あたり平日朝ラッシュ時4 - 5本、日中・夜間3本で運行される。平日と土休日、さらに東京競馬開催で大きくダイヤ、運用車両・乗務体系が異なるのが当路線の特徴である。平日は車掌が乗務しないワンマン運転される。主に閑散時線内折返し列車に用いられた車両について記述する。これ以外にも、当線開業以来京王線系統に在籍したほとんどの形式が運用されたと考えられる。路線柄、東京競馬開催時や場外発売時には増発、臨時停車が行われる。場外販売開催時は9時台から18時台半ばまで6本/時(約8 - 12分間隔)へ増発。下りの特急と準特急が9時台から15時台、上りが15時台から17時台まで東府中駅に臨時停車して当線と接続を取っている。東京競馬開催時は、さらに9時台と15時 - 17時台が増発され新線新宿行きの臨時急行が16時02分から17時22分までの20分間隔でそれぞれ運転(16時台の上り列車が最大12本)。この臨時急行は、最初と最後の2本が10両編成、その他は8両編成である。10両編成の運用には、10両固定編成が充当される。東府中行きの列車は、東府中駅で臨時停車の特急・準特急または各停に接続する。さらに、東京優駿(日本ダービー)や天皇賞(秋)、ジャパンカップ開催時は、特に来場者が増えるため、前記の他に飛田給行きの臨時急行が運転され、終点で各停 新宿行きに接続する。1999年改定までは、新宿行きの各停が朝ラッシュ時に運転された。2001年(平成13年)3月27日改定までは、新宿方面からの下り直通急行電車もそれぞれ、臨時列車として設定されていた。また、1992年(平成4年)5月28日改定以前は、東京競馬開催日には臨時の上り特急列車も運転されていた。終点の府中競馬正門前駅は平日の利用客が他駅に比べて少ないこと、および東京競馬開催時の混雑に対応するためにホームが広いことから、テレビCMや音楽のプロモーションビデオ (PV) などのロケーション撮影によく利用されている。同様の理由により、映画やテレビドラマでの、電車内でのシーンの撮影もこの路線内で行われることが多い。
出典:wikipedia
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