ノヴァ・ゴリツァ(Nova Gorica, ドイツ語:Neu-Görz, イタリア語:Nuova Gorizia)は、スロベニアの西部、イタリアとの国境にある町であり、またその周辺部分を含んだ自治体(市)である。自治体としてのノヴァ・ゴリツァ(以下、ノヴァ・ゴリツァ市)の人口は35,640人。ノヴァ・ゴリツァ市は、プリモルスカ地方に属するゴリシュカ地方の中心都市であり、同国に11ある特別市のうちの1つである。「ノヴァ・ゴリツァ」は、スロベニア語で「新しいゴリツィア」を意味する。ノヴァ・ゴリツァの町は、第二次世界大戦後にイタリア領ゴリツィアが国境線によって分割された際、スロベニア側に帰属した地域に建設された、新しい町である。このため、地域の中心であるヴィパーヴァ谷よりはイタリアとの結びつきが強い計画都市である。ノヴァ・ゴリツァの町の南にはコスタニェヴィツァ()の丘があり、町の北側には「聖なる山」スヴェタ・ゴーラ(、標高 682 m)がある。 概要にもある通り、現在のノヴァ・ゴリツァは歴史的にはゴリツィアの一部であり、中世の大部分はハプスブルク君主国の領土であった。ノヴァ・ゴリツァの町の南にあるコスタニェヴィツァの丘には、聖マリア受胎告知教会や、17世紀のフランシスコ会に関連する多くの文化遺産がある。1836年、フランス・ブルボン朝最後の王であったシャルル10世は、当時オーストリア領であったこの地で没し、埋葬されている。第二次世界大戦後、パリ平和条約によって旧イタリア領の一部がユーゴスラビアに割譲された。その際、ゴリツィアの東側がスロベニア(ユーゴスラビア)の帰属となった。1948年、国境線近くのスロベニア側に新都市の建設がはじめられた。これが計画都市ノヴァ・ゴリツァのはじまりである。
出典:wikipedia
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