『KO世紀ビースト三獣士』(こうせいきビーストさんじゅうし)は、あかほりさとる・ねぎしひろしが手がけたOVA作品。未来の地球を舞台に、半獣半人のミュータント「ビースト」の冒険を描いたコミカルロボットアニメ。元々は『ラムネ&40』(以下前作)の後番組用企画だったが、前作の玩具売上不振によりTVアニメ化の目処が立たずOVAに転換。当初はねぎし・伊東・中原の3名によって企画されたもので、あかほりはOVA化が決まってから合流した。そのため美少女キャラの登場やロボットアクション、パロディ描写など前作との共通点も多い。伊東岳彦『宇宙英雄物語』の単行本内に「没になってしまった企画のキャラクター」としてビースト三獣士のラフスケッチが掲載されたところ、読者からの作品化の要望が高まってOVAになった経緯がある。1万年前に引き起こされた最終戦争で南半球が消失した地球。かつて栄えた高度な文明は滅び、地球は再び大自然に覆われた野生の大地へと変わっていた。そこに生きるのは「ビースト」と呼ばれる獣人たち。ヒトと獣、2つの姿を合わせ持つビーストは自然と共生しながら長く平和な時を過ごしていた。しかしあるとき空の彼方より「ヒューマン」を名乗る種族が降り立ち、地上への侵攻を開始する。彼らはこの大地のどこかに眠る「ガイア」と呼ばれる大いなる存在を探しているのだという。ビーストの少年ワンと仲間たちはヒューマンの追っ手をかいくぐり、ガイアの秘密を握るという獣の姿をした3体のロボット「神霊機(ジン)」と共にガイアを探す旅へと出発する。本作の登場人物は大別して「ビースト(獣人)」と「ヒューマン(人類)」の2種に分けられる。本作に登場するロボットの総称。媒体によっては「精霊機」と表記されることもあるが、読み方は「ジン」で共通している。各地の遺跡などから発掘される古代の巨大機械群。元々は1万年前に起こった大戦で使用された兵器である。現在そのほとんどは活動を停止しており、ビーストの集落などでは御神体として祀られていることもある。形状は動物やヒトの形を模したものから、架空の生物をモチーフとしたものまで多岐に渡る。ヒューマンはこれらの神霊機を発掘、回収して自分たちの戦力として使用することも多い。ワンたち一行が持つ3体の神霊機は「ガイア」と深く関わる特別な機体であり、他の神霊機とはあらゆる意味で一線を画している。そのためガイアの手掛かりを模索するツァー・マスターはこれらの奪取をV・ダァーン達に命じる。第一期シリーズ。物語の始まり〜旅の序盤が描かれる。ヒューマンの空中要塞を脱出したワンたちは不思議な少女ユーニと共に「ガイア」を探す旅に出発する。しかしその旅路には常にヒューマンの執拗な追っ手の影が迫っていた。第二期シリーズ。前シリーズの続編。旅の中盤〜終結までが描かれる。ヒューマンの新たな刺客C・シーガルの登場によって物語は佳境へ。捕らえられたユーニを救うべく、ワン達は氷海を渡る。そしてついにガイアがその全貌を現す時が訪れる…。
出典:wikipedia
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