猿飛アスマ(さるとび アスマ)は、岸本斉史作の漫画作品およびそれを原作としたアニメ『NARUTO -ナルト-』に登場する架空の人物。アニメでの声優は小杉十郎太。少年時代は瀧本富士子(劇場版『疾風伝 ザ・ロストタワー』にて)。【第十班】(アスマ班)の担当上忍。髭面に銜え煙草と忍とは思えない態度を見せているが、その実力は天才忍者はたけカカシにひけをとらない。その風貌と豪胆な性格から「頼れる兄貴」的な雰囲気を醸し出すキャラクターである。教育方針は自由奔放で一見いい加減にも見えるが、教え子たちとの絆は深い。シカマルに続いていの、チョウジが中忍に昇格した際、独立しても彼らが十班のメンバーとして共にあったことを忘れないように3人に揃いのピアスを授けた。メンバー同士の連帯感においてはアスマの十班に敵う者はいなかった。かつて【火の国】の大名を守護する為に、国内の各地から集められた才気溢れる優秀な忍び達の中から選び抜かれた精鋭中の精鋭である12人の忍者によって構成された大名直轄の忍組織【守護忍十二士】の元メンバーの一人であり、「火」の紋が入った腰布(色の違いで2種類ある)はその証しである。現在では十二士制度は廃止されているが、エリート忍者の登竜門と謳われ構成されていたメンバーは名の知れた実力派の精鋭揃いで、今も尚その勇名は国内外にも轟いている。その元守護忍十二士は名実ともトップクラスの忍であった為、同じく元十二士で親友の「火ノ寺」の忍僧・地陸と同様に彼の首にも賞金が懸けられていた。三代目火影・猿飛ヒルゼンの息子で、その孫である木ノ葉丸にとっては叔父にあたる。三代目に反発して木ノ葉の里を自らの意志で離れていた(その頃に守護忍十二士に選ばれ任務に着いていた模様)だが、父の死後は猿飛一族に生まれたことに誇りを感じている。木ノ葉では珍しい“風”のチャクラ性質を持つ。同じ風のチャクラ性質を持つナルトに風のチャクラの性質変化のコツを教えた。疾風伝のおまけでは、木ノ葉丸から「昔は不良だった」と語られているが、本人は否定していた。同じ上忍の夕日紅とは、第一部から恋愛関係を匂わせる描写があったが、第二部では婚約を果たすまでに仲が進展し、火影や十班、八班のメンバーをはじめ周囲も公認していた。ちなみに紅は指輪をはめているばかりか既に妊娠しており、死の直前アスマが禁煙していたのもお腹の子を気遣ってのことだと窺える。戦後生まれたミライ(長女)は、彼を尊敬している。28歳。身長190cm。体重81kg。「木ノ葉崩し」においては、シカマルを取り囲んでいた音忍9人を瞬殺し、陽動の役割を果たし追いこまれていた彼を救った。事態が終息して数日後、木ノ葉の里に侵入した暁メンバーのうちはイタチと干柿鬼鮫と対峙。鬼鮫の操る忍刀鮫肌の前に苦戦を強いられるも、鬼鮫の頬に傷を付け一矢報い、カカシと紅との協力、救援に駆けつけたマイト・ガイによってイタチと鬼鮫を退却させた。新術開発の過程で風の性質変化の修業をしていたナルトに、カカシの紹介でコツを教える。アニメ疾風伝「守護忍十二士の章」では、原作より出番が増えており、ナルト達を通じてかつて自身が倒した同士・カズマの息子、ソラと向き合い、フリドと名を変え木ノ葉に攻め入ったカズマと再び相対し、勝利する。火の国に侵入した暁の一人・飛段との戦いにおいては、彼の呪いに掛かり何度も手傷を負わされるも、シカマルの分析により危機を脱し飛段の首を切断するところまで追い詰めたが、角都の参戦もあり再度呪いの使用で飛段が心臓を貫き致命傷を負わされ、教え子たちにそれぞれ最後の言葉を遺し、シカマルの言葉には、最後の任務の直前、将棋の最中に(木ノ葉にとっての)『玉』は何かとシカマルに尋ね、死の間際その答えとして「木ノ葉を担う子供たち」であると告げ、息を引き取った。満31歳没。第四次忍界大戦では、カブトの穢土転生によって蘇生され、同じく蘇生された加藤ダン、日向ヒザシ、角都と行動を共にさせられ、かつての第十班であるシカマル、いの、チョウジと交戦、最終的に戦意を取り戻したチョウジによって決定的ダメージを負い、シカマルの影真似手裏剣の術により、自らの形見で身動きが取れなくなり、布縛りの術で封印される間際、3人に(連携が)完璧だったことに感謝の意を伝え、封印された。性質変化は火と風。かなりの技巧派であり、メリケンサックとナイフが一体化したチャクラ刀「アイアンナックル」を武器として扱う。チャクラを流し込んだアイアンナックルは岩を貫通するほどの攻撃力を持つ。アイアンナックルを使用した接近戦を得意としているようだが、第二部においては戦闘で高度な火遁と風遁忍術も使用した。
出典:wikipedia
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