『マリオカートアドバンス』は、2001年に任天堂より発売されたゲームボーイアドバンス用レースゲーム。マリオカートシリーズの第3作目となる。国外でのタイトルは『"Mario Kart Super Circuit"』。価格改正(2011年8月11日実施)前のニンテンドー3DS購入者対象である「アンバサダー・プログラム」において、同年12月16日より、3DSのバーチャルコンソール版の無料限定配信がニンテンドーeショップにて開始された。2014年11月13日、Wii U(北米版)バーチャルコンソール版が、ニンテンドーeショップにて販売開始された。価格は$7.99(日本円で957円)。2015年7月22日には、日本のニンテンドーeショップでもWii Uバーチャルコンソールとして配信された。携帯型ゲーム機初のマリオカート。初代『スーパーマリオカート』をベースとした作品のため、システムが似ており、前作『マリオカート64』では無かったコイン制・リトライ回数制限などが復活している。後の同シリーズ作品は64版をベースとしたものが主流なので、その意味では唯一のスーパーファミコン版直系作品とも言える。ただし、登場キャラクターは64版と同じである。本作ではシリーズ初の要素が多い。まず、コースである。オリジナルが20コース、そして今作からシリーズ初のリメイクコースであるSFC版のコース(リメイク仕様)が20コースが収録され合計40コース。その合計数はシリーズの中でも歴代最多となった。また、GPモードではシリーズ初のランク評価が実装された。これは後発の『マリオカートDS』、『マリオカートWii』、『マリオカート7』、『マリオカート8』でも採用されている。さらに、発売当時はモバイルシステムGB(2002年12月18日、サービス終了)で日本全国のプレイヤーと競うことが出来る一種の全国対戦もシリーズにおいて初めて可能になった。また同サービスでは、タイムアタックでの記録送信による全国記録の閲覧も行なえた。しかし、どちらも現在終了している。本作品以降はGPのコンピュータカートが使うアイテムのジャンルが増えているのも特徴で、SFC版での「妨害アイテム設置」「無敵」・前作『64』で加わった「サンダー」に加え、甲羅系アイテムまでも発射するようになる。そのため、直接プレイヤーのカートを狙うという高い攻撃性が加わったことにより、従来作以上にアイテム対策が必要となっている。なお、ゲームボーイアドバンス以降の携帯型ゲーム機で展開されたマリオシリーズ作品の中で唯一、NINTENDO64における3D作品と同様のモデリングデザインが使用されている。前作とは異なり、一人一人に個性が用意されている。プレイヤーとCOMをあわせた8人で4コースを順番に走るモード。この作品で初めて、評価制が採用された。各コースで、1-4位に入ると、ドライバーズポイントがもらえ、次のコースに進める。5位以下の場合は先に進めず、リトライをしてコースをやり直す必要がある。SFC版と同様に、完走前でもリトライはできるが、3回しかリトライできない。ただし、SFC版とは違い、1UPシステムはない。プレイヤー1台のカートで走り、タイムを競うモード。走った記録は保存でき、さらに、新作コースのみ、10個までゴーストをセーブすることもできる。マリオGPと同様、プレイヤーとCOMをあわせた、8人で走るモードだが、こちらは、好きなコースを自由に選ぶことができる。なお、プレイ前に、3つの項目を自由に設定ができる。これが後に、DS,Wii版の1人用のVSとなって採用される。2-4人で通常のコースを自由に走って競うモード。全てのコースをプレイするには、プレイする人全員が『マリオカートアドバンス』のカートリッジが必要。1カートリッジプレイの場合は、遊べるコースがかなり限定され、おまけの4コースしか選ぶことができない。2-4人で戦うモードで、専用のステージで相手の3つの風船を割りあうモード。マリオGPなどと違い、アイテムに制限がある。グランプリでは4コース×5カップの20コースがある。これらに加え、コインを100枚以上取り優勝するとスーパーファミコン版のコース(本項では省略)が現れる。但し、本作の関係上コース配分は編集し直され、一部ギミックを削除した簡易コースとなっている。ちなみに、1カートリッジプレイで使えるコースはおまけコースのキノコカップの全4コースのみとなっている。任天堂公式記録は全コースで48秒以上となっている。各アイテムの詳細は、マリオカートのアイテムを参照。
出典:wikipedia
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