新日鐵住金君津製鐵所(しんにってつすみきんきみつせいてつしょ)は、千葉県君津市と東京都板橋区にある新日鐵住金の銑鋼一貫製鉄所である。君津地区と東京地区に分かれている。木更津港に面する千葉県君津市君津1番地に君津地区、東京都板橋区舟渡4丁目3番1号に東京地区がある。君津地区の敷地面積は約1173万m²(東京ドーム約220個分)で、工場の大半は君津市内にあるが、一部が隣の木更津市に及んでいる。従業員数は約2600人。高炉を3基有し、2006年度の年間粗鋼生産量は1,002万6,000トンで日本国内第2位であった。新日鐵住金の主力製品5種のすべてを製造している。当時の八幡製鐵では、当初三重県四日市市に製鉄所を建設する方向で調整を進め、既に臨海部の埋め立て工事も進められていた。しかし、1959年に同社内に市場調査部が設置され、厚板の長期需要予測を取りまとめたところ、厚板の需要がそれまでの予想を大幅に上回り、四日市で想定していた規模の製鉄所では需要を賄えないことに加え、需要の大半が京浜工業地帯に集中していることが判明した(阪神工業地帯も需要が大幅に増えると想定されたが、そちらには既に堺製鐵所の建設が進められていた)。また一方で、四日市の埋め立て予定地の地盤が予想よりも悪く、当初計画通りの埋立地が確保できない可能性も浮上した。これらの要因を受けて、同社では需要地の近隣に大規模な製鉄所を設けるべきとの判断から四日市の製鉄所建設計画を放棄し、急遽東京湾岸で製鉄所の建設候補地を探すことになり、検討の結果君津沖が選ばれたという。なお、この時既に埋め立て工事が進められていた四日市市の水面は、後に四日市工業地帯に転用されている。年に10回、社員や関連協力会社、OBや周辺住民、他社などに配布している新聞である。発行部数は11500部。日本経済団体連合会社内広報センターの「推薦社内報」に選ばれたことがある。最寄駅は君津駅であり、社宅の多い地域を経由して君津製鐵所までの路線バスが運行されている。特に、八重原地区(君津市)、大和田地区(君津市)、畑沢地区(木更津市)には関連会社などの社宅が多い。これらの社宅を連絡して運行される君津市内循環線は比較的本数が多いが、各社宅からの直行通勤バスも運行されている。2007年11月30日までは清見台団地(木更津市)からの通勤路線として清見製鐵線が運行されていたが利用者の減少により廃止された。
出典:wikipedia
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