詰み(つみ)とは、(将棋やチェスに代表される)チャトランガ系統のボードゲームの用語の一つ。先手・後手どちらかの玉将(キング)が、完全に捕獲された状態を指す。戦いの最終目標であり、どちらかが「詰み」になった時に勝敗が決する。チェスの場合はチェックメイト(、 - )と呼ばれている。本稿では主に、将棋とチェスの「詰み」(チェックメイト)について解説する。立場を逆に考えた場合、次の3つの条件が全部そろった時が「詰まされた」状態である。図1は最も基本的な詰みの一例で、「頭金(あたまきん)」と呼ばれている。図2から図7は、すべて後手玉が詰まされた局面(状況)である。これらはごく一部の例であり、他にも詰みの形は様々な物がある。立場を逆に考えた場合、次の3つの条件が全部そろった時が「チェックメイトされた」状態である。次のチェス図2~4は、すべて白に黒がチェックメイトされた局面。実戦のチェックメイトは、将棋同様に敵味方の駒(ピース、ポーン)が複雑にからみあうケースが多い。チェックメイトとは別の状況として、ステイルメイトと呼ばれる状況が発生する事がある。これは「自分の手番」で「合法手がない」が、相手に「チェックはされていない」状況である。これが発生してもゲームは終了となるが、チェックメイトとは別の扱いになっている。チェスにおいてはステイルメイトは非常に重要な概念であり、どんなに戦力差が開いていても引き分けとなる。(ちなみに、ステイルメイトは将棋でも理論上は発生しうるが、将棋では持ち駒があるため実戦ではまず発生せず、公式戦では規定されていない(慣習的に詰みと同様にステイルメイトされた側の負けとされている)。)Smothered mate (窒息メイトとも)Back rank mateEpaulette mate (肩章メイトとも)その他の有名なメイト(すべて初期配置の、白の第一手からのゲーム)物事において、どうしようもなくなった時を「詰み」と喩えて言う。例:「方法がない。これ以上無理だ、詰んだ!」等日本将棋連盟開発課 『将棋ガイドブック』 日本将棋連盟、2003年11月 ISBN 978-4-8197-0080-1
出典:wikipedia
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