岡山県道64号矢掛寄島線（おかやまけんどう64ごう やかげ よりしません）は、小田郡矢掛町と浅口市を結ぶ主要地方道。本路線の一部は、新見市の中国自動車道新見ICと浅口市の山陽自動車道鴨方ICを結ぶ岡山県西部総合開発基幹道路の構成路線でもある。前身は、岡山県道64号鴨方矢掛線および岡山県道286号小坂西寄島線の各一部分と、岡山県道155号地頭上矢掛線の全部分。全線の車線数は1.5車線〜4車線。起点の国道486号から浅口市鴨方町地頭上までは2車線化改良済み。それ以南は広狭入雑じる道幅が浅口市寄島町に入るまで続く。浅口市鴨方町鴨方では古い民家や商店の建ち並ぶ地域を通るため、その区間を迂回させるために岡山県道155号鴨方矢掛線や浅口市道を迂回する経路への誘導が道路案内標識により行われている。浅口市寄島町では寄島バイパスが整備され、岡山県道47号倉敷長浜笠岡線と接続する終点付近では4車線となっている。また、遙照山トンネルの開通により旧道となった地蔵峠越えの遙照山旧道のうち、浅口市分は未だに浅口市道または他の県道路線への移管が行われていない。

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