東ティモールでは、オーストロネシア語族のやパプア諸語のなどが話されている。言語状況は、歴史的経緯から非常に複雑なものとなっている。ここでは、東ティモールで使われることの多い4つの言語について紹介する。なお、これ以外にも14~36の現地語が同国内では使われている。他の言語として、オエクシ＝アンベノではが、東部ではテトゥン語よりもが多く話されている。他、憲法ではや、、、、、、、、、（以上、オーストロネシア語族）、、（トランスニューギニア語族）が認められている。しかしながら、どの言語をとっても一長一短がある。現在ポルトガルやブラジルからポルトガル語教師が多数同国に派遣され、小学校などで国語としてポルトガル語を教えている最中であり、人口の1/4ほどがポルトガル語を使うようになったとされるが、インドネシア時代の24年余りにわたるポルトガル語抑圧政策のため前途は多難であると言わざるを得ない。この問題が解決しない限り、今後の発展の足かせになる可能性もはらんでいる。

出典:wikipedia