『とびだせ!マシーン飛竜』(とびだせ!マシーンひりゅう)は、1977年(昭和52年)10月5日-1978年(昭和53年)3月29日まで、東京12チャンネルの水曜日19:30-20:00枠で放送された、東映・タツノコプロ制作のテレビアニメ。全21話。いわゆるスーパーカーブームを受けて、この1977年秋(10月初頭前後)には、カーレースアニメだけで『激走!ルーベンカイザー』『超スーパーカー ガッタイガー』『アローエンブレム グランプリの鷹』そして本作と4本も同時に放映された。本作はその中でも唯一の、ギャグアニメとして制作された作品である。なお、タツノコプロのプロデューサーの証言によると本作の監督には富野喜幸を起用する予定で、富野も一度は監督のオファーを受けてくれたものの、『無敵超人ザンボット3』の制作を理由に断られてしまったという。リッキーたちの岬コンツェルンの飛竜チームとオッカナビッチたちのガッポリンコンツェルンのゼニゼニチームが珍レースの勝負を繰り広げる。本作は、東映テレビ事業部とタツノコプロが手を組んだ、異色のコラボレーションによる作品である。広告代理店の東映エージエンシーは、1976年(昭和51年)4月の番組改編期用に、ポピーが提供スポンサーを務める『忍者キャプター』を売り込むことで、東京12チャンネルの水曜日19:30-20:00枠の確保に成功。1977年(昭和52年)2月に開始された『快傑ズバット』からは、諸事情によりタカトクトイスが同枠の提供スポンサーを務めることになった。しかし、『快傑ズバット』の制作スタッフとタカトク社の確執が表面化した。東映エージエンシーでは10月の改編期後も同枠を維持すべく、『タイムボカン』シリーズでタカトク社との良好な関係を築いていたタツノコプロの存在に着目。結果、本作が誕生する事となった。タカトク社発売の玩具は、年末商戦で不人気が続き、翌年春の番組改編期には同社の撤退が決定的となった。本作が終了した翌週の1978年(昭和53年)4月5日から5月10日までは、東映エージエンシーが新たに『スパイダーマン』を調達するための空白期間となっており、東京12チャンネルの水曜日19:30-20:00枠は暫定的に、『まんがふるさと昔話』の再放送で穴埋めされていた。
出典:wikipedia
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