バービー("Barbie")はアメリカの玩具メーカーマテル社が販売する着せ替え人形。30cmサイズ。マテル社の創業者であるポーランド系ユダヤ人のルース・ハンドラーがスイスへ旅行へ行った際に、娘のバーバラへの土産に購入したセクシードール、リリ("Lilli")が元になっている。そのため、極端なプロポーションを持っている。初期のバービーは日本で製造されている。当時、日本はアメリカに比べ人件費が安く、繊維産業が盛んであり人形本体と衣装とをまとめて発注できるという理由から、日本での生産が決まった。山一商店・中嶋製作所・セキグチなど、現在の着せ替え人形製造の中心をになう企業がバービーの生産に携わった。なお、1970年代以降、東南アジアでの生産にシフトしている。1959年3月9日に発売開始。アメリカで売られていた着せ替え人形が 2 ドル台だった中で、『安かろう悪かろう』と言われていた日本製の人形に 3 ドルの価格を付けて販売したため物議をかもした。おもちゃ業界からは否定的な目で見られていたが、ファッショナブルで精巧なお人形は子供たちに支持され、爆発的に売れた。1967年には、腰をひねることができる「ツイスト・バービー」にモデルチェンジした。ただし、日本においては販売不振から撤退を余儀なくされた。その後、和製バービー(後述)を経て、現在ではマテル社の日本法人から発売されている。1980年代半ば以降は、大人のコレクター向けの商品が発売されるようになる。1999年、ピクサー社のフルCGアニメーション『トイ・ストーリー2』にバービー人形が登場する。次作である2010年の『トイ・ストーリー3』にも再び出演したほか、こちらにはケンも登場。そしてそれに続くスピンオフ作品『ハワイアン・バケーション』では、バービーとケンがW主演を果たした。これらピクサー作品における声優は、バービー役は、英語版がジョディ・ベンソン、日本語吹き替え版が高橋理恵子。ケン役は、英語版がマイケル・キートン、日本語吹き替え版が東地宏樹。現在までの全世界での販売数は10億体を超えるといわれる。マテル社のバービーは、1962年に日本で販売されたが、当初から販売不振が続き、化粧や髪の色、衣装のデザインを日本人好みのものに変えるといった努力が続けられていた。1966年の『ビートルズ旋風』に乗って売れ行きをのばしたが、翌67年のリカちゃん人形の発売によって打撃を受け、日本市場から撤退した。1970年代後半に再上陸を果たすが、嗜好の違いから販売不振が続いていた。日本人向けバービーの製作を迫られたマテル社はタカラと提携。1982年にバービー(タカラバービー)を販売した。タカラは一時、リカちゃんとバービーという日本の着せ替え人形の代名詞とも言える人形を両方とも販売していたことになる。1986年に提携解消。バービーはジェニーとして販売されることになった。タカラとの提携解消に伴い、マテル社はバンダイとの合弁会社 ma-ba(マーバコーポレーション)を設立。マーバコーポレーションからバービー(マーババービー)が発売されたが、ジェニーと顔立ちが酷似しているとの理由で提訴される。その後、アイプリントを変更して販売を続けるが、1989年に販売不振からマーババービーの販売を終了した。1989年、バンダイからマーババービーのフレンドドール、ソフィーを流用したバービー(バンダイバービー)が発売されるが、1991年に販売終了。それ以降はマテル社のバービーがバンダイから販売されていたが、2003年末をもってバンダイとの業務提携を解消。現在は、マテル社の日本法人マテル・インターナショナルからバービーが販売されている。時代的ジャンル 大きく分けて3つからなる。バービー王子ケン - 『トイ・ストーリー3』『ハワイアン・バケーション』
出典:wikipedia
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