アンク () は、古代エジプトで用いられた象徴図像。エジプト十字(エジプトじゅうじ)とも呼ばれる。アンクの力を信じる者は一度だけ生き返ることができると信じられている。もともと「 」という古代エジプト語自体が生命を意味しており(ツタンカーメンの項目の語源解説を参照のこと)、生命的宗教的象徴とされる。ヒエログリフにおいては や 音を表す文字としても用いられており、ツタンカーメンも の の部分にこの文字が用いられている。上に図示された図像のカルトゥーシュに囲まれた内側の部分が、 である。ラテン十字の上部がループ状の楕円となった形状をしており、サンダルの紐を模ったものとも言われる。アンクは基本的にシルバーでできていることが多いため、綺麗にしていないと錆びてしまう。現在のエジプトではエジプトの象徴であるとも言われている。惑星記号の金星を表すシンボルは、アンクに似ている。惑星記号の金星を表すシンボルは、雌記号に転用されている。「錨マーク」は十字架の一種である。錨マークはアンクに似ている。英語のアンカー(anchor)は、「角度がついているもの」、「曲がっているもの」、という意味の語根「ank-、ang-」が語源である。錨マークは、海に関係する職業でお守りとして用いられ、各国海軍のみならず、日本海軍や海上自衛隊の象徴(シンボル)としても採用されている。
出典:wikipedia
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