株式会社スギ薬局(スギやっきょく)は、愛知県大府市に本部を置く、日本の薬局・ドラッグストアチェーン。現在の法人は、スギホールディングス株式会社(旧株式会社スギ薬局)の子会社。他のドラッグストアと同様に薬だけではなく、化粧品・日用品・食品・アルコール飲料なども取り扱っている。また、一部の店舗では無菌製剤室も備えている。店名は、調剤を行っている店舗は「スギ薬局」調剤を行っていない店舗は「スギドラッグ」「ドラッグスギ」として区別できる。但し、薬局であっても全店で処方箋を受け付けているわけではなく、設備はあっても調剤していない店舗もある。もちろん、処方箋による調剤を行っている店舗や調剤を行っていない店舗でも薬剤師が常駐している店舗では、薬剤師による販売を義務付けている第一類医薬品の取扱いのある店舗がある。また、「ドラッグスギ」は関東地盤である飯塚薬品の店舗を改名したものである。社名の“スギ”は、創業者の苗字の「杉浦」と「杉の木」から採用した。コーポレートコピーは「ちゃんとあなたと関係したい」。なお、似た名称で同じドラッグストア業態のスギヤマ薬品、また創業者と同姓の杉浦薬品があるが、両者とスギ薬局との資本的・人的関係は全くない。スギヤマ薬品も愛知県をはじめとする東海地方を中心に店舗展開するなど、地域によっては熾烈な競争を行っている。店舗は愛知県など中部地方が中心だったが、2002年頃から関西地方にも店舗を増やし、2006年には埼玉県への出店を皮切りに関東地方への進出をはじめた。近年では「2010年1000店舗売上3500億円」を目標に掲げ、積極的なM&Aで店舗網の拡大を図っている。2006年にヤオコーから子会社のドラッグストア部門を譲り受けたのをはじめ、2007年にはディスカウントストアのジャパンや飯塚薬品を買収し、連結売上高でマツモトキヨシホールディングスに次ぎ業界2位となった。「スギ薬局」「スギドラッグ」「ジャパン」の店舗ブランド名で展開している。2010年11月現在、606店舗(保健調剤専門薬局を除いた数値)であり、地盤の中京圏でおよそ半分近くを占めている。ポイントカードを導入しており、紙製のバーコードが印刷されたカードを作ってもらうと、購入額に応じてポイントが付与される。基本は100円で1ポイント、土曜日・日曜日はポイントが2倍だが、それ以上付与されるセールが頻繁に行われる。ポイントの有効期限は10年間と長いのが特徴である(それ以降は1年ごとにポイントが失効する)。ポイント数に応じて交換できるものは物品の他に、ANAマイレージクラブの航空マイレージにも交換可能である。なお、2008年6月30日までは、JALマイレージバンクとも提携していた。店頭ではクレジットカードでの支払いも可能であり、ポイントカードと兼用のスギカードと言う提携クレジットカードを発行している(JCBブランドはJCBが、VISA及びMasterCardブランドはNICOSが発行)。このスギカードではポイントが常に100円あたり1ポイント増しで付与される。環境保護の観点からレジ袋の削減にも取り組んでおり、精算時に断ると、2ポイントが付与されたが(名古屋市内の店舗においてはポイントの代わりにエコクーぴょん1ポイントを受け取る事もできた)、ほとんどの店舗で廃止となった。
出典:wikipedia
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