カスタマイズドールとは、カスタムドール、オリジナルドールと呼ぶ向きもある。以前から、ジェニーなどの着せ替え人形に化粧やお湯パーマといった改造を施すことは、愛好者の間で行われており、アニメ「美少女戦士セーラームーン」のファンによるドール製作がバンダイが商品化する以前から行われていた件を荷宮和子が指摘している。1997年7月に刊行されたメディアワークスの「東京攻略マップ97」に掲載された、イラストレーターの白虎かなめ製のジェニーのSAボディのボディパーツを改造したカスタマイズドールが反響を呼び、その概念を広めた。アゾンインターナショナルから販売されているカスタマイズドール。イラストレーターの思い当たるがフェイスデザインを担当している。ヘッドはサアラ・リセ・マヤの 3 タイプがあり、俗にアゾン三姉妹と呼ばれている。サイズは1/6 サイズ(27cm)と 60cm サイズで、1/6サイズのボディはタカラ製のスーパーアクションジェニー(SAJ)を使用し、60cmサイズではオビツ60のボディを使用している。ボークスから販売されているカスタマイズドール。略称『WTG』ヘッドはカナ・まみ・ヤマト・タケルの 4 タイプがあり、サイズは1/6 サイズ。カナとまみは同社製の EB-Beauty S ボディを使用しているため細身で、他社製の 1/6 サイズの着せ替え人形との互換性は低い。ヤマトとタケルはEB-Neo剛ボディを使用、ヘッドがアイホール有り・ウィッグ着用タイプと、植毛済みアイペイントタイプ(ドールズパーティやイベントでの限定で販売)の2種類がある。素体は各メーカーから販売されており、メーカーサイドで素体をカスタマイズして、完成品の人形として販売されているものもある。また、これらに合わせた頭部などのパーツを制作・販売しているメーカーや個人も存在する。素体の規格に統一されたものはなく、近いサイズの素体同士でもパーツを組み合わせるために改造を必要とするものもある。また、体型の違いにより衣装の互換性がない場合もある。21cmから27cm前後の大きさの素体は1/6素体と通称される。大人の体型の27cm素体に対し、23cm以下の素体では子どもらしい体型のものが多い。また、少年・少女のプロポーションを再現するためにその中間(25cm)の大きさの素体も存在する。素材には主にソフトビニール、ABS樹脂が使われる。構造の違いでは関節が曲がらないもの、関節が可動するもの、表面に軟質素材を用いて関節部分を見えないようにした(シームレスと呼ばれる)ものがあり、用途に応じた素体を選んで使用する。手足が小さく造型されており(一部の素体を除く)、足裏の面積が少ない。そのため、スタンドなしで立たせる事はできない(その欠点を補うために、足裏に磁石を内蔵した素体も存在する)。高価で加工が難しかった球体関節人形だが、フィギュアのようにレジンキャストで作られたものが販売されると、1/6素体に比べて大きいため細部を作りこめることや、素材の特性から造形を大幅に変更できることからカスタマイズドールの素体として1/6素体に並ぶほど広がった。27cmの素体を大きくしたような細く長い脚や豊かな胸部の体の素体。レジンキャスト製の球体関節人形との互換性はないが、アタッチメントを自作してスーパードルフィーの頭部と結合した作例も見られる。
出典:wikipedia
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