山崎 智也(やまざき ともや、1974年3月11日 - )は、群馬県邑楽郡邑楽町出身のボートレーサー。登録番号は3622、71期生。身長165cm、50kg。群馬支部所属。群馬県立館林高等学校中退。 同期には川北浩貴、天野晶夫、深川真二、海野ゆかりなどがいる。2015年の賞金ランキング1位。ボートレース界を代表する選手の一人である。安定感のあるレース運びに定評があり、コース取りは基本的には枠なりであるが、ピット離れがよいときには積極的に内に入ってくる。ボートレーサーの職業病ともいえる腰痛に苦しむ事があるものの、常にSG競走で安定した成績を残している。1997年の全日本選手権でSG初制覇、1998年には笹川賞を制した。2001年第16回賞金王決定戦の優勝戦では痛恨のフライングをしてしまい、規定により2002年のSG出場権を失った。2003年の全日本選手権でSG3勝目をあげた。2006年には笹川賞で優勝、SG8戦のうち、5戦で優出し、年間表彰で特別賞を受賞した。2007年は賞金王決定戦出場を逃し、2008年はSGでの優出は1度も果たせなかった。2010年12月1日に、女子競艇選手の横西奏恵と結婚。2011年5月の笹川賞では夫婦揃って初日ドリーム戦のメンバーに選ばれた。夫婦揃ってSGドリーム戦に参戦するのは史上初、SGでの夫婦対決に枠を広げても1988年の笹川賞で鈴木幸夫・弓子夫婦が対決して以来となる。2012年12月19日、妻・奏恵が2012年に新設された賞金女王決定戦を最後に、現役を引退。山崎は賞金王シリーズ戦(現・グランプリシリーズ)には過去2度制したものの賞金王決定戦(現・グランプリ)の出場は2006年を最後に長く遠ざかっていた。しかし、妻・奏恵が現役を退いた2012年は同年の賞金ランク12位という当落線上ギリギリのラインで6年ぶりに決定戦に駒を進めたこのレースは前述にあるように2001年の優勝戦ではチャンスと言われた中5号艇で出走し、まさかのFという憂き目があっただけに、人一倍このレースにかける思いがあったという(優勝は田中信一郎。またこのレースはトラブルによりナイター状態のレースであった。なお、当時の住之江競艇場(現・BOAT RACE住之江)はナイター照明がなかった)。トライアル3戦での成績は4着・1着・4着で、全体では4番目の成績で優勝戦は4号艇で出走することとなった。そして12月24日のクリスマスイブに開催された賞金王決定戦優勝戦、1号艇はトライアルでも圧倒的な実力を見せつけトライアルの得点トップでファイナルに進出・賞金王では史上最多のV4を狙う絶対王者の松井繁であった。枠なりの進入で2番手のスタートを決めるがトップから最下位までの差は僅か0.04秒差の団子状態であった。しかし、ダッシュの4コースから舟足を伸ばし、1マークで捲り差しを敢行、逃げる1号艇の松井を捉え、次の1周目・第2ターンマークを先に回りトップを航走、その後は一度も先頭を譲ることなくゴール、悲願の賞金王決定戦初優勝を果たした。なお、ゴール直前のレース実況においては、「引退した妻に捧げるクリスマスプレゼントとなりました賞金王初Vです。」と実況が読み上げられた。ピットに帰って来ると妻で賞金王大会前に現役引退を発表した横西奏恵が待っていて妻・奏恵との熱い抱擁を行った。また、関東地区選手の賞金王決定戦優勝は、千葉所属の元祖艇王・彦坂郁雄(登録番号1515)が第1回大会を制して以来、26年ぶり2人目の快挙となった。2013年は、賞金王決定戦だけでなく、トライアル出場も逃した。本人によれば1度取れれば良いと思っていた賞金王を取って満足し、ボケていたという。2015年の賞金王決定戦優勝戦では1号艇で1コースから逃げ切り、2度目の優勝を果たした。この年、オールスター、グランドチャンピオンも制してSG3冠を獲得した彼は、最優秀選手に選ばれた。なお、同一年にSG3冠を達成したのは、史上5人目の快挙であった。関東地区のボートレーサーの中では、毒島誠(群馬支部)、桐生順平(埼玉支部)および濱野谷憲吾(東京支部)らと並びファンの注目を集める選手である。人柄もよく、群馬支部の後輩でもある毒島らに慕われている。端正な顔立ちから「艇界の貴公子」の異名を持つ。このため特に女性ファンが多く、優勝戦出場選手や開会式における選手紹介インタビューのときにはたくさんのファンがサインを求め、声援を送っている。温厚な性格で、トークショーではゆったりとした口調で語り、集まったファンを和ませる。なお、漫画・アニメの『モンキーターン』に登場する「潮崎」は山崎がモデルとされている。そのキャラが登場する以前に、作者の河合は取材中に山崎と面会しており、山崎が「帯をギュッとね!」のファンであり、「モンキーターン」も愛読していることを知って、作者自身も彼のファンになったと公言している。同期の川北浩貴(滋賀支部)や76期の原田幸哉(愛知支部)とは大の仲良し。現在のキャッチフレーズは「ライジングスター」である。実弟は現・ロバートの山本博とお笑いコンビ山本山崎を結成していたが、2ヶ月NSCを中退してしまう。
出典:wikipedia
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