『西洋骨董洋菓子店』(せいようこっとうようがしてん)は、よしながふみによる日本の漫画作品。『Wings』(新書館)にて連載。単行本は全4巻。英訳もされている。妙な経緯から、若い男性ばかりで開業することとなったアンティークショップ張りの内装を持つケーキ専門店「アンティーク」を舞台に、ゆるい日常や人間関係を描いた作品である。2002年度(平成14年度)、第26回講談社漫画賞の少女部門を受賞。2001年に『アンティーク 〜西洋骨董洋菓子店〜』のタイトルでテレビドラマ化された。2002年にはドラマCD化された。2008年7月 - 9月にノイタミナ枠にてテレビアニメ『西洋骨董洋菓子店 〜アンティーク〜』が放送。また同年10月に韓国で映画化された。橘圭一郎はあるきっかけで会社を辞め、突然に深夜営業もする本格派を目指した洋菓子店を開く。そこで父親が橘のために選び抜いたベテランパティシエの小野裕介は、偶然にも高校時代の同級生のゲイであり、告白されてこっぴどく振った相手でもあった。そこに元ボクサーで超甘党の神田エイジ、橘の幼馴染である小早川千影も加わり、一風変わった洋菓子店の営業が始まる。※担当声優はドラマCD版 / TVアニメ版の順。TVドラマではボクサーの道を断たれた青年が洋菓子店で働くようになる等の設定は原作通りだが、4人のキャラクターにそれぞれのストーリーが描かれ、小野のゲイという設定が匂わす程度の設定に変更され、Mr.Childrenの音楽で統一された作品となっている。『西洋骨董洋菓子店 〜アンティーク〜』(せいようこっとうようがしてん 〜アンティーク〜)のタイトルで、2008年7月 - 9月にフジテレビ「ノイタミナ」枠にて放送。2008年11月13日に韓国にて公開。2009年には、日本でも公開された。監督は、ミン・ギュドン。よしなが作品では何度か行われている、本人によるセルフパロディの同人漫画が制作されている。少女漫画として描かれた本作(商業作品)とは違い、同人ではパロディ化されておりやおい傾向がある。但し作者によれば商業作品と同人とは(キャラクターは同じでも)別物とのこと。2007年・2008年に行われた巡回展覧会「少女マンガパワー!」では「その後」が舞台の同人作品『そっとしておいて』(2006年)が展示された。
出典:wikipedia
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