『魔獣戦士ルナ・ヴァルガー』(まじゅうせんしルナ・ヴァルガー)は、角川スニーカー文庫から出ていた、秋津透によるライトノベル作品。全12巻で、第1巻の初版発行は1988年4月25日、最終の第12巻は1993年3月1日初版発行。外伝は1995年6月1日初版発行。イラストレーションを1巻から9巻までがあろひろし、10巻から12巻と外伝はつなき亜樹が手がけた(基本デザインは継承)。現実世界とは異なる異世界を舞台にしたファンタジー作品であるが、本作独特の特異な性格を持ったキャラクター達が巻き起こすストーリーが特徴。著者特有のルビを多用した文体で、本編中にはエロチシズムな描写が多かった。また、非常に緻密な世界設定がなされ、実際に活用されていた。本作に続いて「魔獣戦記ネオ・ヴァルガー」も出され、ヴァルガーシリーズを形成した。また本作だけでもアニメーションやテーブルトークRPGにもなっている。全くの別の次元・時間・世界。とある大陸の小国リムズベルは、世界征服をせんがために北進してきたダンバス帝国の大軍に包囲されていた。美人で剣の達人であるリムズベルの第二公女ルナは、その活躍で一度はダンバス軍を混乱させるも、次の攻撃には持ちそうにない状況だった。その状況の中、ルナはリムズベル城地下深く封じ込められていた大魔獣ヴァルガーを復活させ、ダンバス軍を蹴散らすことに成功するが、気づくとルナは魔獣の頭部と合体していた。このままでは嫁にも行けない身体になったルナは、この状態を解いてもらうため、伝説の大魔道師ザシャムを捜しに北へと旅立った……ちなみに、ダンバスとは英語でdumbass:アホという意味である。1巻ー5巻の初版は角川文庫扱い。魔獣種族と記述されるヴァルガーであるが、物語中では以下のように分類される。なお、本シリーズには登場せず、魔獣戦記ネオ・ヴァルガーにしか登場しないものもここで説明するものとする(これらには名前の後ろに「☆」を付ける)。なお、原作でも漢字名や仮名名において記述が一定していないが、ここでは最も登場回数の多いと思われる綴りで記述する。以下に、各ヴァルガーの一覧と説明を示す。1990年10月21日、OVA発売前にOVA版サウンドトラックCD『決定版! 魔獣戦士ルナ・ヴァルガー 主題歌全曲集』として発売されたが、収録された10曲からリスナーの反応を見てOVAの主題歌を決めるという企画であった。作曲は川井憲次。作曲家の田中公平が参加しているが、歌唱のみ。当初1990年の発売とされていたが、1991年からOVAとして全4巻のVHS版が発売された。のちにビデオCD(同じく全4巻)でも発売されている。一部の曲は、事前に発売されたサウンドトラックからさらにアレンジされて使用されている。1989年から発売されている。OVA版とは違う声優は太字で記した。レイピアとギルバートはカセットブック1と2でも異なる配役であるため、併記している。山北篤のデザインによるテーブルトークRPGシステム。『魔獣戦士ルナ・ヴァルガー RPGリプレイ』というタイトルで「呆然」「愕然」「騒然」の全三巻が発売された。著者の表記は「秋津透とスペース・ワン・ゼロ」となっている。リプレイのテストプレイヤーには「秋津透」自身や朱鷺田祐介もいた。また、リプレイのプレイヤーキャラクターが原作小説の最終巻にゲスト出演している。
出典:wikipedia
LINEスタンプ制作に興味がある場合は、
下記よりスタンプファクトリーのホームページをご覧ください。