『麻雀格闘倶楽部』(マージャンファイトクラブ MAH-JONG FIGHT CLUB、略称MFC)はコナミ(MFC5以降からMFCZEROの途中までコナミデジタルエンタテインメント、2016年11月にコナミアミューズメントへ発売元が変更予定)が発売したアーケード用麻雀ゲーム。ネットワークを使用して全国のプレーヤーと対戦できる。MFC2以降、日本プロ麻雀連盟公認となっており、同連盟所属のプロ雀士が実名で登場する。また、家庭用ゲームソフト版が発売された他、携帯電話用サイトで一部の機種向けにも配信されている。セガ・インタラクティブのMJシリーズと並んで、アーケード麻雀ゲームを代表するタイトルである。2014年にはパチスロが発売された。本項ではシリーズ全作品について記述する。今までのシリーズに搭載されたモードとゲームシステムについて説明する。現在稼働中のZEROでの流れを説明する。同時にゲーム筐体とe-AMUSEMENT CLOUDの違いについても一部説明する。採用されているルールは以下の通り。モードによってルールが異なる場合がある(詳細はモードの節に記載)。カードを使用すると段位や戦績、役ごとの和了回数などの情報が保存される。MFC5以降はe-AMUSEMENT対応のカード(ultimate version以降はICチップ付き携帯電話なども使用可能)が使用できる。物理的に未接続な状態、センターモニターでオフラインモードを設定した状態、サーバーメンテナンス中、またはオンラインサービス終了後にこの状態になる。通常のモードとは異なる特別ルールで開催されるモード。太字はニューキャビネット専用のイベント。これらのイベントはその他のイベント卓と独立して行われる。級位で経験値が1600を超えて対局を終えた場合初段になりファイトオーブが3個与えられ、これまでの対局の内容で後述の4つの属性(四神)のいずれかになる。初段になるまでに役満を和がると必ず青龍となる。四神マスターになった状態で3連勝すると黄龍召喚となり、以降黄龍としてゲームをプレーする。黄龍になったプレーヤーには黄龍オーブが5個与えられ、黄龍同士ではファイトオーブではなく黄龍オーブが移動する(段位・級位・オフラインモードの対戦ではファイトオーブが移動する)。MFC4以降、黄龍オーブ数に応じて黄龍レベルが設定された。レベルは最高999(MFC7までは最高99)で、黄龍レベルは黄龍闘技場のマッチングおよび真龍召喚の条件に影響し、レベルによって設定された格付けによってグラフィックも変化し、特に黄龍覚醒実装後は覚醒の発動するレベルごとに変化する。黄龍オーブがなくなった場合、その時点で所有するファイトオーブに応じ四神マスター(56個以上)-1級(0個、経験値は1450)に降格する。なお、ファイトオーブをすべて失った状態では、本来ファイトオーブを支払うべき場面でも黄龍オーブで支払う。逆に黄龍陥落時に支払うべき黄龍オーブが足りない場合、不足分はファイトオーブで支払う。段位のプレーヤーから獲得したファイトオーブを属性ごとに5個集めると黄龍オーブ1個を獲得する(級位からのファイトオーブはチャージされない)。獲得時にチャージされたファイトオーブがなくなることはないが、負ければチャージ数も減少する(チャージが0でもチャージ数はマイナスにはならないが、累計ファイトオーブは減少する)。黄龍Lv.50までの特定の黄龍レベルに昇格ごとに「覚醒」が発生する。覚醒中に対局で1位か最下位で覚醒カウントを1消費し、1位の場合ボーナス黄龍オーブを獲得。覚醒するレベルやカウントは格付けによって異なる。
また、真龍召喚または転生時にも覚醒し、1カウントのチャンスが与えられる。ただし、黄龍レベル昇格によって発動した覚醒中の場合は真龍召喚(転生)後もそちらのカウントが引き継がれる。黄龍になると、累計黄龍オーブ数によってランキングが集計され、「大黄龍」(ultimate versionでは全国500位~11位)や「大黄龍将」(同全国10位~2位)、そして全国1位には「黄龍神」の称号が与えられる。また、MFC3以降は期間(春:3月-5月、夏:6月-8月、秋:9月-11月、冬:12月-2月)ごとの黄龍オーブ獲得数が多いプレーヤーに、「黄龍ランカー」の称号が与えられる(MFC2以前は累計黄龍オーブ数の多いプレーヤーに与えられていた)。MFC3,4では全てのモードの合計数のみが対象だったが、MFC5以降は総合ランキングのほかに東風、半荘、三麻のモード別にランキングが集計され(イベント卓・麻雀トライアスロンなどの黄龍オーブ移動も対局モード別に集計される)、それぞれのモードの上位プレーヤーにも○○黄龍ランカーなどの称号が与えられる。総合ランキングの全国1位には「黄龍帝」(MFC4以前は「黄龍王」)、各モードの1位には「○○黄龍王」などの称号が用意されている。さらに、2014年6月から「対局獲得黄龍オーブ数ランキング」が導入された。1か月単位での対局による黄龍オーブの変動のみを集計(ソウルオーブ、四神オーブチャージ、勝ち星などによる各種ボーナスで獲得した黄龍オーブは除外)し、全国100位以内および所属店舗内の3位以内に順位付きの称号(全国1位は漢黄龍王)が与えられる。MFC3以降、当期においてこれらの称号を所持しているプレーヤーには勝星が設定され、勝利(称号プレーヤーが最下位)すると1位のプレーヤーは勝星を得る。プレー傾向と対応する属性は以下の通り。オーブの補助単位に相当する。プロCPU・称号持ちの黄龍に勝利する、ドラゴンメーターが20万DPに達する、リーグ昇格する、GIII、GII大会に勝利することなどで獲得し、勝星5個でファイトオーブ、10個で黄龍オーブ(MFC3までは黄龍オーブも勝星5個)に変換される。競技ルール卓において使用されている。開局直前にオーブやクラブスコアの移動に影響が出る対局イベントが発生する場合がある。特定の条件を満たすと発生する大会と、特定期間中に開催される大会の2種類が存在する。対局開始時に大会のエフェクトが表示される。ultimate versionでは格闘倶楽部チャンネルの番組(モード)のひとつとして扱われる。これらの大会はGIなどと重複して発生する場合もある。GIII,GIIで一位を獲得するとクラブスコアにボーナスが入り(オンラインモードプレー時のみ。MFC4以降)、勝星が1個もらえる(MFC5以降)。勝星はオフラインモードでももらえる。さらにMFC7.77以降ニューキャビネットで1位をとった場合、プレーすることで得られる来店ボーナスももらえるが、失敗すると来店ボーナスの権利は消滅する。全国大会の上位入賞者の中から、さらに選抜して特別対局を行った大会もある。以下はその一部。MFC3から導入されたクラブシステムは個人スコアと店舗スコアに分けられる。クラブシステムでは、対局で獲得した点数応じて獲得するクラブスコアを使って争われる。MFC6より、大量のドラゴンポイントを獲得し、勝星・オーブを得るためのジャックポットシステムが搭載された。()はMFCリーフレット記載の日本プロ麻雀連盟認定段位、この表ではリーフレット参照かつ段位順で掲載。数台のクライアント(対局プレイ用筐体)と、これらを管理するセンターユニットに分かれる。またセンターユニットは我龍転生以前のものとultimate version以降のものとで見た目が大きく異なる。麻雀格闘倶楽部は2002年に運営開始後、現在も下記の筐体や機器を使った運営が行われている(e-AMUSEMENT筐体のみ稼動終了)。以下のモデルがあり、スタンダードキャビネットとニューキャビネットは相互に対戦やプレーデータの互換性がある。本節では稼働開始時の状況と各バージョンの特徴、引き継ぎデータなどについて述べる。2004年12月12日発売。『MFC3』ベース。アーケード版に準拠している格闘倶楽部モードとルールが自由に変更できる自由ルールモードの2種類の対局モードがある。Wi-Fiアドホック通信を利用し、最大4人まで通信対戦ができる(ゲームシェアリング非対応)。その他、麻雀の基礎や得点計算などのクイズも収録されている。2006年12月7日発売。アーケード版に準拠している格闘倶楽部モード・プロCPUモード、ルールが自由に変更できる自由ルールモードの3種類の対局モードがある。ルール、システム等はアーケード版のMFC5にほぼ準拠しているが、「ソウルオーブシステム」など一部省略された機能もある。アドホック通信を利用し最大4人まで通信対戦ができる。またゲームシェアリングに対応しその場合はソフト1本で対戦ができる。インフラストラクチャー通信を利用すれば全国のPSPまたはPS3ユーザーと通信対戦ができる(DS版、Wii版とは対戦不可)。e-AMUSEMENT SPOTにてデータの閲覧および、通信対戦を行う有料サービスがある(それぞれ月額315円、ウェブマネーでは420円)。成績閲覧サービスのみ2010年1月1日に終了した。『麻雀格闘倶楽部DS Wi-Fi対応』が2006年12月7日に発売。DSワイヤレス通信、DSダウンロードプレー対応。また、ニンテンドーWi-Fiコネクション対応で無料でDS版同士の全国対戦ができる(2014年5月20日終了)。通常のCPU対局とプロCPU対局モードの他、「○秒以内に上がれ」など与えられた条件をクリアするミッションモードがある。一定の条件をクリアすると、グラディウスやがんばれゴエモン等、往年のコナミゲームの背景画像やBGMを手に入れることができる。『麻雀格闘倶楽部 全国対戦版』が2006年11月16日に発売。インターネットへ接続することでPlayStation 3版同士、またはPSP版全国対戦版とのオンライン対戦ができる。『麻雀格闘倶楽部Wii Wi-Fi対応』が2009年4月29日に発売。ニンテンドーWi-Fiコネクション対応で「Wii東風リーグ」、「Wii半荘リーグ」などが基本的に無料でプレー可能。また、WiiとDSとのオンライン対戦や、DSダウンロードプレーにより、WiiをクライアントとしたDSとの対戦が可能。公式ページの動画ではMFC7相当のクオリティとされているが、オーブ授受など一部のシステムはMFC6以前のものがベースとなっている(DS版と互換性を持つためとみられる)。パッケージはリバーシブルパッケージとなっており、裏面には役一覧が記載されている。2013年4月30日 Wi-Fi接続サービス終了。 Wii東風リーグ、Wii半荘リーグがあり、それぞれ4人で東風戦、半荘戦を行う。対戦相手のマッチングは段位や黄龍といった分け方はせず、クラス別にマッチングを行う。決められた一定数の規定対局数(東風10、半荘8)を毎月1日・15日までにこなしたプレーヤーのみ成績が集計され、それによってリーグの移動がある。リーグの昇格により勝ち星が1つ授与される。AIリーグの場合は、AIリーグ維持で黄龍オーブまたはファイトオーブ1個が授与される。アーケード版とは異なり級位でも参加することが可能で、段位別戦は存在しない。リーグはA~DまでそれぞれIとIIに分かれており、下位から順にDII、DI、CII、CI、BII、BI、AII、AIとなっている。2009年12月1日には全リーグが解放された。グループを組むことができ、最大10名まで同一グループに所属できる。グループ内の上位5名のゲームスコア(アーケード版のクラブスコアに相当)の合計をもとにしたグループランキングもある。『麻雀格闘倶楽部DS Wi-Fi対応』とのオンライン対戦にも対応しているが、Wii東風リーグ・Wii半荘リーグのDIおよびDIIクラスとのマッチングのみ可能となっている。Wii1台、DS3台での対戦が可能。有料の大会と無料の大会があり、有料の大会に参加する場合はWiiポイントが必要。優勝以外の入賞者の人数は当時のアーケード版で使用されていた絶対数ではなく、参加者に対する順位の割合で決定する(後にアーケード版も割合方式が導入された)。入賞者に特殊なカスタマイズアイテムなどが配布される場合もある。我龍転生に先駆けて、オフラインでのみ利用可能となっている。オプションで設定可能。現在の順目と向牌数、牌を切った場合の向牌数と向上牌を知ることができ、聴牌となる場合には、成立する手役の可能性が高い順に、金、銀、銅で表示される(確定役は金に加え横に確定と表示される)。あがり役および点数の表示画面で、あがった手役に応じた説明を聞くことができる。入門、役の計算、符の計算、符と翻と点数、検定の5段階に分かれており、オプションで任意に選択することができる。各段階では、説明が表示されているときに+ボタンを押すことで昇格検定モードとなり、次回から段階に応じたクイズ形式での検定が行われる(符の計算であれば、何符かを答える等)。一定数正解することで次の段階へ進むことができる。昇格検定モードの状態で+ボタンを押すと説明モードに戻すことができる。初期生産版の一部仕様および不具合を修正したアップデートディスクが2009年8月25日より無償交換で配布された。アップデートディスク配布以降、大会の参加やグループ機能を使用するためにはアップデートディスクが必要となっている。『麻雀格闘倶楽部 新生・全国対戦版』が2011年12月17日にPSV本体と同時発売(ローンチタイトルの一つ)。携帯電話用サイト「コナミネットDX」において、FOMA・EZweb(BREW)・SoftBank 3Gで配信されている。携帯電話版をプレーするにはコナミネットDX会員登録の他に、全国対戦ではサイト内のポイントを消費する必要がある。2008年には『麻雀格闘倶楽部mobile2』が配信開始。全国半荘リーグ・全国段位別半荘戦・プロCPU戦モードが追加され、MFC7に登場するプロ雀士52名が登場する。通信速度及びパケット量が大幅に改善され、快適なプレーが可能になった。2009年には『麻雀格闘倶楽部mobile premium』が追加(2010年1月現在iアプリのみ)。ビジュアルアレンジや全国三人打ち麻雀などが追加されている。2010年12月16日にはiPhone・iPod touch・iPad向けのiOSアプリ『麻雀格闘倶楽部 touch』が配信開始された。2013年8月30日には『 - touch』の後継作となるiOSアプリ『麻雀格闘倶楽部 Sp』が配信開始(Android版は2014年1月28日配信開始)。新モード「一局対局」が搭載されている。ポン・チー・カン・リーチ・アガリの各種ボタンは通常スライドするが、後にiPad版では高解像度という条件を活かし、これらのボタンを画面下に配置することでアーケード版さながらの操作性を実現させた。また独自機能としてプロ雀士のマスコットを育成する「プチプロ雀士」が搭載されており、アーケード版ではZEROが初登場の声優兼プロ雀士、大亀あすかが先行登場している。2014年にパチスロ版『麻雀格闘倶楽部』をKPEが開発し、公式サイトにて情報が公開されている(パチスロ版製品情報サイト)。KPEは2011年にも日本プロ麻雀連盟の女子プロ雀士が出演する『雀龍桜花』を発売している。以下に挙げる演出は、発生した時点でボーナス確定となるもの。
出典:wikipedia
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